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ノーシードの23歳・仲村果乃が初の首位タイで2日目をフィニッシュ! 最終日はマイペースで自分のゴルフを心がけるのみ!?
国内女子ツアー第7戦パナソニックオープンレディース2日目、仲村果乃(なかむら・かの)が67をマークし、通算7アンダーで菅沼菜々(すがぬま・なな)とともに首位に立った。1打差の通算6アンダー、3位に蛭田みな美がつけている。
プライベートラウンドで気づいた自らへのプレッシャー
◆国内女子プロゴルフ 第7戦
パナソニックオープンレディース 5月2~4日 浜野ゴルフクラブ(千葉県) 6751ヤード・パー72
第1ラウンドがサスペンデッドになったため、その残りと第2ラウンドが行われたこの日、通算7アンダーの単独首位に立ったのはプロ3年目の23歳、仲村果乃(なかむら・かの)だ。昨年の大東建託・いい部屋ネットレディスで6位タイ、樋口久子 三菱電気レディスで5位タイに入っているものの、ツアーでは初の首位となる。
「今日1日、風が強くて難しかったんですけど、ショットが安定していたし、パットが入ってくれたのでスコアにつながったと思います」

7バーディ、2ボギーの67は今季の自己ベストだ。QTランキング30位で臨んだ仲村だが、初戦と第2戦こそ予選を通過したものの、第3戦から第6戦まで4試合連続で予選落ちを喫していた。その理由は2つあった。一つはスイングの乱れが原因でショットが安定しなかったこと。もう一つは自らにプレッシャーをかけ過ぎていたことだ。
ただ、今大会の前週がオープンウイークで、修正するチャンスがあったのは幸いだった。まずは、スイングの乱れを修正するために師匠である吉川なよ子を訪ねる。
「体の軸がトップの際に左へ傾いているという指摘を受けたので、そこを修正していただきました」
本来、ダウンスイングからフィニッシュにかけて、左足に体重を乗せていきたいという。ところが、トップで体の軸が左へ傾いてしまうと、ダウンスイングでは右足に体重が残ってしまうのだ。その結果、ミート率が低くなり、左右に打球が散らばるだけでなく、飛距離も落ちる。それが改善されたことで、本来の飛距離を取り戻し、方向性も良化した。
また、自らにかけ過ぎていたプレッシャーだが、それは友人とのプライベートラウンドを通して解決することができたという。
「試合だとこのパットを入れなければと考えますが、それが原因で冷静にプレーできていないことに気がついたんです」
トーナメントになれば、どうしてもスコアを縮めることに意識が集中する。ましてや、シード権を持たない選手ならなおさらだ。プライベートのラウンドなら、スコアのことを一切考えなくていい。リラックスしてラウンドすることの大切さを改めて気づいたわけだ。
「シード権獲得が目標でしたが、いつの間にかトップテンに入りたいとかもっと上に目標を設定していたのかもしれません」
一度気持ちをニュートラルに戻したことで、ゴルフの楽しさを改めて認識できた。この大会にもスコアや順位よりも自分が思ったようなプレーをできるかどうかに重点を置いた結果、いつの間にかスコアが伸びていた。
最終日は大勢のギャラリーに見守られてのプレーになるが、吉川から授かった「自信を持ってプレーする」というアドバイスどおり、自分が納得するゴルフをするだけだ。
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