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平均250ヤード超え“飛ばし屋”との競演も「2人でどうぞって感じで(笑)」 佐久間朱莉が最後まで徹した自分のゴルフ
大会初日を迎えた国内女子ツアー「ブリヂストンレディス」。今季2勝目を狙う佐久間朱莉(さくま・しゅり)が8バーディー、2ボギーの「66」をマークし、6アンダーの首位タイ発進を決めた。
「練習ラウンドからいい準備ができている」
◆国内女子プロゴルフ
ブリヂストンレディス 5月22~25日 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県) 6642ヤード・パー72
29日開幕の海外メジャー「全米女子オープン」の出場権獲得が叶わず、前週は6位タイでのフィニッシュながら悔しい思いを味わった佐久間朱莉。
「もう終わったこと。次は2勝目と『全英女子オープン』に行けるように」と切り替えを強調していたが、そのうっぷんを晴らすかのように“ロケットスタート”を決めた。

インスタートの初日はいきなり10番、11番で連続バーディーを奪い、さらに13番、15番でもバーディーを重ねる。17番でボギーを叩くも前半を「33」で折り返し。そして後半もその勢いが衰えることはなかった。
1番パー4では6メートルを沈めてバーディー。3番で2つ目のボギーを喫するも、5番からは圧巻の3連続バーディー。「きょうはショットが良かった」と振り返るように、この3ホールはすべて3メートル以内につける抜群のショット力でスコアを伸ばす。
終わってみれば8バーディー、2ボギーの「66」で回り、イ・ミニョン、荒木優奈と並んで6アンダーの首位タイでホールアウト。自らをスロースターターと評しながらも、今季はそこの克服をテーマの一つに掲げているといい、「練習ラウンドからいい準備ができている」と初日の好発進に手応えを感じているようだ。
また、この日は前週優勝の神谷そら、ルーキー・入谷響とのペアリングで、この2人は今大会開幕前時点でのドライビングディスタンスで“2トップ”を占めている。両者とも平均250ヤードを優に超える、女子プロ界屈指の“飛ばし屋”とのラウンドとなったが、「2人でどうぞって感じで(笑)」とあっさり。
「別格な2人なので」とティーショットで10ヤードほど離される場面もあり、「セカンドオナーなのでなるべく早く打つように気をつけてました」とユーモアを交えて1日を振り返ったものの、最後まで自分のゴルフに徹したことが、このスコアにもつながったのだろう。
今年4月の「KKT杯バンテリンレディス」で悲願の初優勝を飾った佐久間だが、その後も10位タイ、11位タイ、6位タイと好調を維持。平均ストローク「70.5667」は今季の国内女子ツアーで堂々の1位だ。
目指すは4日間大会での初優勝。初日から伸ばし合いの様相を呈しているが、この戦況を先頭に立って引っ張っていく。
佐久間朱莉(さくま・しゅり)
2002年12月11日生まれ、埼玉県出身。アマチュア時代はナショナルチームで活躍。コロナ禍で延期となっていた20年度のプロテストにトップ合格。24年シーズンはメルセデス・ランキング8位に入り、3年連続3回目のシードを獲得した。25年4月「KKT杯バンテリンレディス」で悲願の初優勝を飾る。
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