- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- マキロイのドライバー不適合問題で「ズルを働く選手もいる」とベテラン選手が仰天暴露! テストの指名も“ランダム”ではない!?
マキロイのドライバー不適合問題で「ズルを働く選手もいる」とベテラン選手が仰天暴露! テストの指名も“ランダム”ではない!?
全米プロでローリー・マキロイのドライバーが「ルール不適合」と判定され、バックアップのドライバーで戦うことを余儀なくされた問題。PGAツアーのみならず、リブゴルフにも飛び火して、さまざまな議論を巻き起こしている。
優勝したシェフラーは「バックアップもしっかり調整済みだった」
今季のメジャー第2戦、全米プロゴルフ選手権の開幕前にローリー・マキロイのドライバーが「ルール不適合」と判定され、バックアップのドライバーで戦うことを余儀なくされた騒動は、その後も尾を引いている。

USGA(全米ゴルフ協会)によって実施されたドライバーの事前テストは、ランダムに選ばれた選手の氏名も、テスト結果も、すべて非公開が前提とされている。
しかし全米プロの際は、マキロイのドライバーがテストの対象になってルール不適合と判定され、仕方なくバックアップのドライバーでプレーしていたことが、米メディアによって報じられて大騒ぎになった。
今年4月に悲願のマスターズ初優勝を遂げ、キャリアグランドスラムを達成したマキロイには、「次は年間グランドスラム達成か?」という期待が寄せられていた。
だが、次なるメジャー大会の全米プロでは初日から出遅れ気味となり、その原因は「バックアップのドライバーでプレーしているせいか?」と大騒ぎになった。そして、ドライバーの事前テストの是非も問われ始め、さまざまな意見が噴出した。
マキロイは全米プロの4日間、メディアの取材をすべて拒否し無言を通していたのだが、コトを一層複雑化したのは、全米プロを見事に制したスコッティ・シェフラーが、優勝会見で「実は僕も」と明かしたことだった。
「僕もドライバーの事前テストの対象となり、僕のドライバーも不適合と判定されて、僕もバックアップで戦っていた」
しかしシェフラーは、比較的長く使用していたエースドライバーがそろそろ摩耗して不適合と判定されることを予感していたそうで、「バックアップもしっかり調整済みだったから、あまり影響はなかった」。
シェフラーのこの発言以後は、マキロイに同情的だった人々は口をつぐんでしまった。そして結果的に、「備えあれば憂いなし」となったシェフラーとは対照的に、マキロイは「リスクマネジメントが甘かった」「万全の準備を怠った」とも言われるようになった。
「僕はメジャーで毎回テストの対象になる」とデシャンボー
6月12日から始まるメジャー第3戦、全米オープン前週に開催されたPGAツアーのRBCカナディアンオープン開幕前、マキロイは全米プロでの騒動以来、初めて会見に臨み、クエイルホローで無言を通した理由をついに明かした。
「シェフラーのことは伏せられ、僕の名前だけが明かされた。2人のメディアによって、僕のことだけがリークされたことに腹が立った。でも僕は、シェフラーのことも、USGAやPGAオブ・アメリカのことも、僕自身も守りたかった」
だからメディアの取材を拒み、無言を通したのだとマキロイは語ったが、一連の騒動を受けて、PGAツアー選手の間でも、リブゴルフ選手の間でも、さまざまな意見が噴出し続けている。
米スポーツイラストレイテッドによると、ドライバーの事前テストは「1人2~3分。ドライバーのフェースは繰り返し使用で薄くなると、インパクト時にトランポリンのようにしなり、過度なしなりは、ルールに反して飛距離を増すことにつながる」とのことで、その状態が「ルール不適合」と判定される。
不適合ドライバーでプレーして失格処分になることを未然に防ぐために、フェースの厚み(薄さ)、しなり具合、反発係数等々が基準内であるかどうかを調べることが、このテストの目的とされている。
リブゴルフ選手のブライソン・デシャンボーは、パワーヒッターゆえにフェースの摩耗も激しく、「僕は(メジャー大会では)毎回テストの対象になる」とのこと。「いいヘッドに出会うと、できるだけ長く使いたいと思うけど、毎月2つは取り替えざるを得ない。事前テストは行なわれて然るべき。何の問題もない」と言い切る。
やはりリブゴルフ選手のパトリック・リードは、「僕はさほど強打しないから、ヘッドはそれほど交換する必要がないけど、試合前に不適合判定されたら、そりゃあ気分は下がるし、バックアップでは決していい感触は得られない」と、マキロイにやや同情的だ。
驚かされたのは、PGAツアーのベテラン選手で全米オープン覇者のルーカス・グローバーによる、こんな暴露だった。
「何人かの選手は、練習日にはあらかじめゴルフバッグの中にバックアップを入れておき、USGAのオフィシャルが近寄ってきて『キミはテスト対象だ』と言われたら、バックアップを手渡して、騒動に巻き込まれるのを避けている」
ある意味、その手法も「備えあれば」の一つと言えなくもない。だが、ゴルファーとして、人間として、倫理的に考えれば、この手法には首を傾げさせられる。
最新の記事
pick up
ranking








