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6位発進の韓国17歳アマ 「来年は日本のプロテスト挑戦も視野に」 うな重、神戸牛、牛カツ、ラーメン…日本食にもどハマり
国内女子ツアー「宮里藍サントリーレディス」の初日、韓国の17歳アマチュアゴルファー、ヤン・ヒョジンは4アンダーの6位タイ発進。初出場の日本ツアーで上々の滑り出しを見せた。
日本のコースは「戦略的で楽しい」
◆国内女子プロゴルフ
宮里藍 サントリーレディスオープン 6月12~6月15日 宮里藍 サントリーレディスオープン(兵庫県) 6558ヤード・パー72
韓国の17歳アマチュアゴルファー、ヤン・ヒョジンにとって日本ツアー初参戦の初日はさまざまなことを感じた一日だった。
6バーディー・2ボギーの「68」で回り、4アンダーの6位タイ。今大会に出場した17人のアマチュアの中では、横山珠々奈と並んで最上位でホールアウトした。

「初めての日本ツアーなので少し緊張しました(笑)。でも、アイアンショットは試合を通してすべて良かったです。パターは後半から少しずつ良くなりました」と、初日のラウンドを振り返る。
ヤンにとっては初めてプレーする日本のコース。しかし、その落ち着いたプレーぶりは韓国ナショナルチーム出身の実力者らしさを存分に感じさせた。
「日本のコースは木が多くて、ティーショットが乱れるとスコアを崩してしまうホールも多いです。とにかくティーショットの精度がカギになると感じました。コースやグリーンの状態がすごく良くてとても戦略的。狙う場所や落としどころをしっかり考えて打たないといけないので、それがまた楽しいです」。日本ならではのタフなセッティングに手応えを感じている様子だった。
試合内容だけでなく、大会の雰囲気にも強い印象を受けた。「初日からこんなにたくさんのギャラリーがいることに本当に驚きました。環境も雰囲気もすごく良くて感動しています」。
さらに日本滞在の楽しみも尽きない。「うな重、神戸牛、牛カツ、ラーメンなどを食べましたが、どれもあまりにもおいしすぎます(笑)」と、食にもすっかり魅了されたようだ。
「日本ツアーの環境は素晴らしい」
ヤンは2024年12月に開催された「ISPS HANDAオーストラリアオープン」女子の部で3位入賞、さらに25年1月には「オーストラリアアマチュアマスターズ」を制覇。韓国国内でも将来を嘱望(しょくぼう)される逸材だ。
「7月にはプロに転向して、韓国ツアーに参戦する予定です。でも、今回日本ツアーに出てみて本当に環境が素晴らしいと感じました。韓国ツアーで経験を積んで、チャンスがあれば来年は日本のプロテストにも挑戦したいです」と、すでに明確な目標も見据えている。
そんなヤンが憧れる選手は2人の韓国人トッププレーヤー。
「キム・ヒョージュ選手はプレーがとてもクール。申ジエ選手はアイアンショットやショートゲームの精度がすごい」
「サントリーレディス」の12年大会で、当時16歳だったキム・ヒョージュが最終日に「61」を叩き出して大逆転優勝を飾ったエピソードを伝えると――。「その話は聞いたことがあります。でも私は欲張らずにまずはトップ10入りを目標に頑張ります」。17歳ながらも冷静な口ぶりからは、ただの才能以上に言葉の端々から静かな覚悟と芯の強さがにじむ。
2日目はどこまでスコアを伸ばしてくるだろうか。
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