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- 勝負を分けた起死回生のスーパーショット… 入谷響がツアー初V! 夢は米ツアーで女王「小さい頃に宮里藍さんを見て」
「ニチレイレディス」最終日。首位でスタートした入谷響(いりや・ひびき)が4バーディー、4ボギーの「72」で回り、通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。10代で優勝したのはツアー史上21人目。
飛距離アップに励んだ高校時代
◆国内女子プロゴルフ 第14戦
ニチレイレディス 6月20~22日 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県) 6594ヤード・パー72
今季、荒木優奈や中村心があと一歩のところまで迫りながら手が届かなかったツアー初優勝。昨年のプロテストで合格した97期生でのツアー優勝一番乗りは、入谷響だった。

「素直にうれしいです。同期はアマチュアの頃から一緒に戦ってきた選手ばかりで、自分のモチベーションにもなっていますし、本当に自分を高めてくれる存在だと思います」。確かにプロの同期もすごいが、入谷と同じ2005年生まれもいい素材が多いといわれている。一昨年のプロテストには5人、昨年のプロテストにはなんと8人も合格しているのだ。
6歳からゴルフを始めた入谷だが、そんなレベルの高い世代で上位に食い込むのは容易ではなく、全国レベルの大会では昨年の「日本女子アマ」で16位に入ったのが最高だ。ただ、試合で結果こそ出せなかったものの、人並み以上の努力は続けてきた。
「中学の頃は素振りが300回、打ち込みは200球程度でしたが、高校入学後は多い日で1000球は打っていました。飛距離を伸ばすためにクラブを振る量を増やし、下半身のトレーニングも行いました」。その結果、現在はドライビングディスタンスで2位(258.20ヤード)に食い込むほどの飛ばし屋となった。
今大会でもその飛ばし屋ぶりは健在で、飛距離を生かして大会2日目には後半のハーフで自己ベストとなる「29」をマークしている。最終日も2位以下に4打差をつける通算12アンダーでスタートしたものの、前半にスコアを2つ落として後続に迫られていた。しかも、後半スタートの10番ホールではティーショットを左の林に入れる大ピンチ。一度フェアウェイに出したが、第3打はピンまで220ヤード残っていた。さすがに届かないと思われたが、3番ウッドでピン左上1メートルに乗せたのだ。それを沈めて起死回生のバーディーを奪取して悪い流れを変えた。
さらに、375ヤードの15番パー4では、ティーショット後、ピンまで残った距離は66ヤードというから驚く。それを58度のウェッジで打ち、ピン手前1.5メートルにつけてバーディー。「残り3ホールで変なミスさえしなければいけるだろうなと思ってプレーしていました」。17番パー3でボギーを叩いたが、最終18番パー5でバーディーを奪い、通算12アンダーで勝利を手にした。
右腕を上げてスイング軌道をチェック
ショット力に定評のある入谷が、ボールを打つ際に最も気をつけているのはアドレスだ。師匠である中嶋常幸から「ゴルフで一番大切なのはアドレスだよ」というアドバイスを受けてから、常に心掛けるようになった。「一番は体の向きですね。肩のライン、腰のライン、ツマ先のラインが目標に対してどのように向いているのかを意識しています」。ゴルフの基本を忘れないからこそ、ショットが乱れたときにも対応できるのだろう。ただ、アドレスに入る前に、気になる動作がある。右腕だけを一度後方に動かしているのだ。
「以前にテレビで観たんですが、クラブを持った状態でスイング軌道を確認する選手がいたんです。自分はクラブを持って確認するのは嫌だったので、試しに右腕だけで軌道を確認したらフィットしました。この辺にクラブを上げればいいんだという感じですね」。聞けば、40~50ヤード以上のショットでは必ず行っているそうで、入谷にとっては重要なルーティーンだといえる。
近い将来には米ツアー参戦を計画しているが、以前から憧れがあったと語る。「小さい頃に宮里藍さんが米国で活躍している姿を見て自分もこうなりたいなと。さらに、トミーアカデミーの先輩である畑岡奈紗さんが米国で活躍している姿を見て、自分もいきたいなと思いました」。具体的な予定はないが、まずは国内ツアーで優勝を重ねるように必死で頑張るつもりだ。今回の優勝でメルセデス・ランキングも6位に浮上した入谷。年間女王の獲得も十分視界に入ってきた。
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