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- 前半戦で米女子ツアーメンバー13人が稼いだ金額は約13億円! 大活躍だった日本勢を様々な数字で振り返った
米女子ゴルフツアーも折り返しである「KPMG全米女子プロ」が終わり、いよいよ後半戦に突入する。今季は過去最高の活躍が期待される日本勢だが、実際にはどれぐらいスゴかったのか、数字で振り返った。
国内ツアーの賞金総額に近い金額を13人で獲得
米女子ツアーは「KPMG全米女子プロ」でシーズンのちょうど半分にあたる16試合を消化した。ここまでの日本勢のデータをまとめると、やはり数々の部門で過去最高ペース。シーズン終了時にはさまざまな快挙も期待できる。
まずは優勝数だ。ここまで竹田麗央、西郷真央、岩井千怜がそれぞれ1勝の計3勝をマークしている。シーズン折り返し時点での3勝は2010年以来、2度目のこと。2010年はシーズン試合数が24と少なかったが、宮里藍が折り返しの12試合終了時ですでに4勝をマークしていた。この年、後半戦で宮里が1勝を加えて計5勝。これが1987年(岡本綾子4勝、森口祐子1勝)と並ぶ日本勢の年間最多勝。今年の残り16試合でその記録に並び、抜き去ることは十分に可能だろう。

今年はこれまで全試合で日本勢の誰かがトップ10に入るというかつてない記録を継続中。16試合でトップ10の総数は31回にまで伸びた。現在、国別の1位は米国で38回、2位が韓国の32回で日本は3位だが、これは米韓両国が日本より出場選手数が多いから。トップ10率では日本が18.1%で米国(7.9%)と韓国(12.0%)を圧倒している。
次に獲得賞金を分析したい。これはツアーの賞金ランキングに掲載されている金額で算出する。ツアーメンバー以外の選手とツアーメンバーでも予選落ちのない試合に推薦で出場したケースは賞金ランキングに反映されないので含まない。
ツアーメンバー13人の合計獲得賞金は898万4645ドルにのぼる。1ドル146円で計算すると13億円強になる。国内ツアーのここまでの賞金総額が15億2000万円。それに近いくらいの額を13人で稼ぎ出していることになる。
賞金ランキングでは3位に西郷(195万9593ドル)、4位に竹田(191万9526ドル)、12位に岩井千(118万1022ドル)がつけている。ここまで100万ドルプレーヤーは13人いるが、うち3人が日本選手。国別で米国、タイと並んで最多だ。
昨年、ツアーメンバーとしてプレーした日本選手9人の合計は史上最高の1133万0036ドルだった。折り返し点ですでに昨年の約8割もの賞金を稼ぎ出しているわけで、どこまで伸びるのか楽しみである。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーは日本選手でほぼ決まり
ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いは日本選手の独壇場だ。部門1~4位を竹田、山下美夢有、岩井千、岩井明愛と日本選手が占め、馬場咲希が8位につけている。昨年の西郷に続いて日本選手が戴冠することは間違いないだろう。
今年の米女子ツアーは16試合ですべて優勝者が異なる。つまり、ここまで複数回優勝を挙げている選手がいないのだ。過去、シーズン2勝目をマークした選手が現れるのが最も遅かったのは1991年と2017年の16試合目。つまり、16試合を終えてまだ2勝目の選手がいない今年は75周年を迎えた米女子ツアーで初めてのケースである。それだけ大混戦になっているということだ。
だからこそ、複数の日本選手にツアー最大のタイトルを獲得できるチャンスが広がっている。そのタイトルとはプレーヤー・オブ・ザ・イヤーだ。
プレーヤー・オブ・ザ・イヤーは各大会で10位以内に入れば与えられるポイントの合計によって決まる。優勝が30ポイント、2位が12ポイント、3位が9ポイント、4位が7ポイント。以降は1ポイント刻みで10位が1ポイント。メジャーはポイントが2倍になる。
このプレーヤー・オブ・ザ・イヤー争いでトップに立っているのが88ポイントの西郷だ。2位は「KPMG全米女子プロ」に勝ったミンジ・リー(オーストラリア)で83ポイント、3位はジーノ・ティティクル(タイ)の80ポイントという接戦である。西郷以外で上位の日本勢は竹田4位、岩井千12位、山下18位、古江彩佳と岩井明が26位など。昨年は前半戦だけで6勝を挙げていたネリー・コルダ(米国)が折り返し時点ですでに勝負を決めていた感があったが、今年は古江や岩井明あたりの順位からでも後半戦の頑張り次第で急浮上できそうだ。
もちろん、トップ争いしている西郷や竹田は大きなチャンス。後半戦は1987年の岡本綾子以来日本勢2人目の偉業を目指す戦いにも注目したい。
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