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1ラウンド6時間に「プレー不能なピン位置だ」 全米女子プロで再燃した“スロープレー問題” なぜかレクシーがバッシングの対象に
女子ゴルフのメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」ではさまざまな話題があったが、その筆頭は1ラウンドに6時間を要するほどプレーペースがスローになったことだった。
スロープレーはトンプソンに限らずゴルフ界全体の問題
そして、トンプソンはスロープレーヤーだという印象は、ゴルフファンの間では、以前から徐々に広まってはいたが、その印象が特に強まったのは、22年の全米女子プロでスロープレーによる罰打を課され、2位タイになったときからだと考えられる。
それでも翌23年は男子のPGAツアーの大会である「シュライナーズホスピタルオープン」に招待出場し、男子の試合に臨む史上7人目の女子選手として大きな注目を集めた。
その際はスロープレーの話は出ず、男子選手たちからも予選通過を祈る声が多数上がるなど、トンプソン人気は相変わらず高いものだった。
「半引退」を宣言したのは、その翌年の24年夏だったが、その際も長年の活躍とゴルフ界への貢献を称えるための米空軍による栄誉飛行が行われるなど、トンプソンの国民的人気が想像以上に高いことが伝わってきた。
だからこそ、今年に入ってからトンプソンに向けられているバッシングとも言える声が残念でならない。
トンプソン自身が「引退とは言っていない」と主張しているのだから、彼女が完全引退したのだと受け取っていた方々も、「半引退という意味だったのだな」と理解してあげていただきたい。
試合に出て、戦う意欲があって、そのためのエネルギーや体力もあり、優勝争いに絡む実力もあるのだから、彼女が試合に出場することは試合を盛り上げることにつながり、それはファンにとっても、関係者にとっても、決して悪いことではない。
また、プレーがスローに見える選手は、残念ながらトンプソンに限らず何人もいる。そして、ペース・オブ・プレーの問題は、女子ゴルフに限らず、今に限らず、この10年、15年、いやそれ以上の長きにわたって、ゴルフ界全体の懸案事項になり続けているのだから、誰かを個人攻撃するのは筋違いである。
せっかくトンプソンが築いてきたレガシーが台無しになることがないよう、みんなで守ってあげたいと私は思う。
そして、人気も注目度も高いトンプソンのような選手が、率先してペース・オブ・プレーの改善に取り組む努力や姿勢を示してほしいと願うばかりである。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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