- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 「もうやめようかと思った…」渡邉彩香、シード喪失からの復活優勝 奮起のきっかけとなった上田桃子の一言
首位に2打差の7位タイから出た渡邉彩香(わたなべ・あやか)が、最終日を1イーグル、6バーディーの「64」で回り、通算17アンダーで逆転優勝を果たした。
出だしから猛チャージ 最終日に「64」
◆国内女子プロゴルフ 第19戦
大東建託・いい部屋ネットレディス 7月24~27日 ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) 6503ヤード・パー72
優勝を手繰り寄せた最終18番のバーディーパットを沈めた渡邉彩香の力強いガッツポーズが、すべてを物語っていた。

首位に2打差の7位タイから出た渡邉は、最終日を1イーグル、6バーディーの「64」で回り、通算17アンダーで逆転優勝を果たした。2022年の「ほけんの窓口レディス」以来3年ぶりのツアー通算6勝目。大会開催が10回目で、所属のホステスプロとして10年目にしての優勝だった。
1番からバーディーが先行。さらに3番と5番でスコアを伸ばして迎えた6番パー5。ピンまで残り210ヤードの2打目を5番アイアンでグリーンに乗せ、10メートルのイーグルパットはラインに乗り、カップに吸い込まれた。後続が猛追する中、渡邉はさらに13番で10メートルのバーディーパットを沈めて突き放した。
ただ、思うようにはいかないのがゴルフ。ピンチは15番と16番パー3で2度あった。「ここを外したら優勝はないと思った。120%の集中力で入れなきゃいけない」。
15番で、ティーショットをバンカーへ。アゴに近いライから放った2打目は思うようなショットができなかったが、2.5メートルのパーパットを決めきると、16番も微妙な距離のパーパットを沈めた。流れに乗った最後は17番パー5、18番の連続バーディーで後続を一気に突き放した。最終組のホールアウトを待ち、渡邉が2位に2打差をつけての優勝が決まった。
ドライバーを“封印”して手にした安定感
勝敗を決めたのは、渡邉の武器でもある“飛距離”を封印したこと。つまりドライバーをほとんど握らなかった。
「ティーショットでドライバーを握ったのは9番、10番、14番だけ。あとはスプーン。飛距離が落ちたとしても、安定性を求めました。セカンドショットがよかったので、とにかくバーディーチャンスを多く作ろうと思っていました」
とはいえ、このままの戦い方で終わろうとは思っていない。
「自分がやりたいゴルフはドライバーを含めたゴルフ。そこは諦めるというよりかは、絶対できると思っています。あくまでもスプーンは選択肢の一つ。でもこういうゴルフができるというのも分かったので、また頑張りたい。来週からですか?またドライバーめっちゃ練習するし、スタートホールではまず打つと思います(笑)」
支えに感謝、再起のきっかけとなった言葉
そして、3年ぶりの優勝にまずは契約先への感謝の言葉を忘れなかった。
「大会10年目で契約も10年目。いい時も悪い時も私は波があったので、大東建託の社長をはじめ役員の方々がすごく喜んでくださっている姿を見て、本当にうれしいし、選手としては幸せなことだなと思いました」
シード落ちも3度経験しているが、「2勝(20年「アース・モンダミンカップ」、22年「ほけんの窓口レディース」)したあと、1回シードを落とした時(23年)はさすがに苦しかった。試合に出るかどうかを迷っていた時期」と打ち明けた。
シードを落とした23年のオフ、悩んでいた時期に上田桃子からこう問われた。「自分はもっとやれる気持ちはあるのかどうか」と。するとこう言葉を送ってくれたという。「自分がもっとやれるっていう気持ちがあるうちは、絶対に強くなれるよ」。
ゴルフに真摯に向き合ってきた上田の言葉は、渡邊に胸に深く刻みこまれた。「やめないで続けようって思ったきっかけになった。もっとできるという気持ちがないとうまくなれないと思うので、迷ったときは自分に問いかけるようにしています」。
もちろん2021年2月に結婚した高校時代同級生で柔道家の小林悠輔さんの支えも大きい。
「すごくポジティブな人で、結婚してもまったく変わらずゴルフに没頭させてもらっています(笑)。子どももいないので、環境的にもそんなに変わらない。でもこうして勝ったら一緒に喜んでくれる人が家にはいるのはいいですね」
何度もつまずきながら、それでも「もっとできる」と信じて続けてきた先にあった3年ぶりの勝利。渡邉の挑戦はまだ終わらない。
最新の記事
pick up
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
ranking








-150x150.jpg)

