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- 女子ツアーで「-30」を目指す大会は“おもしろい”か… コースセッティング担当の馬場ゆかりに意図を聞いた
伸ばし合いのセッティングにはどういう意図があるのか。コースセッティングを担当した馬場ゆかり(ばば・ゆかり)に聞いた。
256ヤードの5番パー4設定、今年は4日間で14個のイーグルが誕生
◆国内女子プロゴルフ 第19戦
大東建託・いい部屋ネットレディス 7月24~27日 ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) 6503ヤード・パー72
「優勝スコア30アンダーの大会を1試合は作りたい」
大会のコースセッティングを担当した馬場ゆかりが、中継の解説でそう語っていた。昨年は通算28アンダーで優勝した川崎春花が、ツアー最少ストローク記録を樹立。今年も伸ばし合いのバーディー合戦となったが、優勝スコアは渡邉彩香の17アンダーに留まった。
見どころは、256ヤードに設定されたツアー史上最も短い5番パー4。大東建託の提供で“一撃”800万円のアルバトロス賞も新設されたが、達成者は出なかった。とはいえ、4日間を通して同ホールでは、14個のイーグルが生まれた。

ちなみに昨年の初日は360ヤードに設定されていたが、2日目からは255ヤードにティーイングエリアを固定。その結果、2日目のたった1日だけで、9個のイーグルが出た。
選手にとっては果敢に挑戦できるホールとして楽しみがあるし、見る側にとっては、誰が勝つか分からないスリリングさがある。一方で、「やさしいセッティングにしすぎでは?」といった意見もあるかもしれない。伸ばし合いのセッティングにはどういう意図があるのか。コースセッティングを担当した馬場ゆかりに聞いた。
――コースセッティングの意図について教えてください。
「日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、『世界で勝つ』を目標にさまざまな『ツアー強化策』に2013年から取り組んでいます。その一環で、選手が国内と海外のいろんなタイプのゴルフ場に対応できるように、各トーナメントで季節による芝の特徴と合わせて、コースセッティング担当者は幅広いセッティングをするようにそれぞれ工夫しています」
――つまり、今大会は米ツアーなど世界を見据えたセッティングということですね
「海外では20アンダー前後で競う大会もけっこうありますし、今週はそういう伸ばし合いに負けないような、そんな戦い方に順応できるようなセッティングにしています」
――試合は連日、気温が35度近くになりました。その辺りの影響もありましたか
「大会スポンサー様の意向も考慮しながら、酷暑の中のラウンドになるので、頭で考えるよりも感じたままプレーできるようになど、色々な視点からスコアを出す(伸ばす)ことをイメージしてセッティングしました」
――選手の中には「グリーンが重かった」と話す人もいましたが、それも意図的なものですか?
「今の日本の暑さの状況を考えると、夏の時期に、グリーンのスピードを速くしたり、コンパクションを上げたりすると芝にもかなり負担をかけてしまいます。海外にも色々な芝の種類があるように、夏は夏らしいセッティングがあると思っています。以上のような観点から、『伸ばし合い』をテーマにしてセッティングさせていただきました」
記録的スコアを生み出すチャレンジングなセッティングと、酷暑を乗り越えるための配慮。その両立を目指した今大会のセッティングは、ゴルフファンの中で賛否があるにせよ、バーディー合戦を楽しんだたくさんのファンがいたことも事実。来年は「30アンダーの優勝スコア」が誕生するのか。達成者の誕生を待ちたい。
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