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「10アンダー出しにいくか!」が冗談じゃなくなった日 ――古川龍之介が語るベスト更新「64」の裏側と“お尻を叩く男”の正体
初日に「65」をマークし自己ベストを更新した古川龍之介(ふるかわ・りゅうのすけ)が、2日目にしてさらに1打縮める「64」をマーク。通算15アンダーで首位戦線に名乗りを上げた。
自己ベスト連発の「らしくない2日間」
◆国内男子プロゴルフ
リシャール・ミル チャリティトーナメント 7月31日~8月3日 能登カントリークラブ(石川県) 7142ヤード・パー72
初日に「65」をマークし自己ベストを更新した古川龍之介が、2日目にしてさらに1打縮める「64」をマーク。通算15アンダーで首位戦線に名乗りを上げた。
「去年の後半からようやく自力でレギュラーに出られるようになって、少しずつですが成長を感じられています。こういう“伸ばし合い”の展開で、自分もビッグスコアを出せるのは本当にうれしいです」。淡々とした口調ながら、手応えは十分だ。

古川はこの2日間で1イーグル、17バーディー、4ボギーという、これまでのスタイルからは想像もつかない爆発力を発揮している。現在ツアー1位のパーキープ率(89.869%)を誇るように、これまでは「守ってまとめる」ゴルフが持ち味だった。
「もともと『68』くらい出れば満足しちゃうタイプだったので……。いい意味で“らしくない”スコアが出せているのがうれしいです」
この日はインスタートでいきなり連続バーディー発進。その勢いは止まらず、前半で6バーディーを量産。後半3番では13ヤードのアプローチを59度で沈めるチップインバーディーも決まり、フィールド全体がざわついた。
「昨日は午後組だったので、午前中のスコアを見て『じゃあ10アンダー出しにいくか!』と冗談で言ってたんですが、前半で結構伸ばせて“お、これはいけるぞ”って感じになりました」
ここまでの好調を支えているのが、今大会でタッグを組んでいるベテランキャディー・岡本史郎氏の存在だ。2022年には比嘉一貴の賞金王戴冠を支えた実績を持つ百戦錬磨の相棒は、古川にとってまさに“ブースター”のような存在だ。
「僕が“もう十分かな”と思っても、『まだいけるでしょ』って背中を押してくれる。完全に岡本さんのおかげですね。ちょっとでもビビったショットをするとすぐ怒られるし(笑)、ナイスショットってあまり言ってもらえないタイプなので、常にお尻叩かれてる感覚です」
「僕は緊張しやすいタイプなんですが、岡本さんがずっと冗談言ってくれるので、朝イチのティーショットも全然緊張しないんです。すごくありがたい存在です」
世代の台頭に「歯がゆさ」も
今季は下部ツアー(ACNチャレンジツアー)の賞金ランキング上位資格で、レギュラーツアーに出場中。6月には「LANDIC CHALLENGE 12」で通算17アンダーを記録し、チャレンジツアー初優勝も飾った。
今の目標は明確だ――レギュラーツアーでのシード権獲得。
「チャレンジでは優勝争いも経験できたけど、レギュラーではまだ。今週しっかり結果を出して、シード争いにも絡めたら最高です。あわよくば、優勝争いにいけたら……ですね」
大学時代から注目されていた古川だが、同世代にはすでに結果を出している選手も多い。たとえば中島啓太、蝉川泰果、平田憲聖らが海外や国内の大舞台で頭角を現している。
「やっぱり歯がゆさはありました。日大の先輩も後輩も活躍していて、杉浦悠太なんて1年目で優勝している。そういうのは本当に刺激になります。僕も続きたいです。あと2日間、楽しみですね」
プロテストで「63」を出した記憶もあるが、今回は「レギュラーツアー」という舞台での「64」。得意の堅実さに加え、攻めのギアがひとつ加わった今、古川龍之介は大きなステップアップを遂げようとしている。
古川龍之介(ふるかわ・りゅうのすけ)
2001年2月17日生まれ。福島県出身。日本大学ゴルフ部では主将を務めた。堅実なプレースタイルを持ち味に、下部のチャレンジツアー「LANDIC CHALLENGE 12」で通算17アンダーで初優勝を果たした。
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