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- 50歳になったカリー・ウェブも参戦! 今年の「全米シニア女子オープン」予選会が終わり日本勢12人の顔ぶれが決定
昨年は山本薫里(やまもと・かおり)が2位に入り、注目を集めた全米シニア女子オープン。今年も8月21日からサンディエゴCC(カリフォルニア州)で開催されるが、すべての予選会が終了して日本勢の顔ぶれも決定した。
50歳になったカリー・ウェブも参戦
米女子メジャーは5戦が終了、2試合で日本勢が優勝して強さを世界中に見せつけた2025年だった。そして50歳以上の女子プロの世界でも、多くの猛者がメジャーに出場する。8月21日からサンディエゴCC(カリフォルニア州)で開催される「全米シニア女子オープン」だ。
昨年は、初出場の山本薫里が3日間首位を突っ走った。最終日にリタ・リンドリー(米)に逆転されて優勝こそ逃したが2位に入った。他にも鬼澤信子(3位)、久保樹乃(5位)、表純子(7位タイ)、斉藤裕子(13位タイ)がトップ20入りを果たし、今年の出場権を獲得。日本勢の存在感を大きく示した。

2025年大会にも、すでに多くの日本勢の出場が決まっている。全米16会場で、58枚の本戦切符を争う予選が行われ、多くの日本勢が挑戦。7人がこれを突破し、すでに出場権を持つ選手と合わせて12人が本戦に臨む。
予選を通ったのは、初挑戦の肥後かおり(アリゾナ州)、下條江理子(オレゴン州)、白戸由香(カリフォルニア州)、大竹エイカ(カリフォルニア州)、永野千秋(ミネソタ州)、ティーチングプロの松本有香子(コロラド州)、アマチュアの近賀博子。欠場者が出た場合のオルタネートにも日本勢3人が控えており、さらに出場者が増える可能性がある。
男子の全米シニアオープンに遅れること38年。第1回全米シニア女子オープンは2018年に初開催された。ハンディキャップインデックス7.4以下のアマチュアかプロで、大会初日までに50歳以上の女性なら誰でも挑戦できる。この条件は第7回となる今大会も変わっていない。
栄えある最初の優勝者は、1987年全米女子オープンで岡本綾子、ジョアン・カーナー(米)の実力者2人を下して世界の舞台に躍り出たローラ・デービース(英)。50歳を過ぎても変わらぬ飛距離で独走態勢に入り、2位のジュリ・インクスター(米)に10打差をつけ圧勝した。
第2回大会はヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)が制覇。メジャー優勝経験者が連勝し、大会の知名度は一気に高まった。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、2021年の第3回大会ではアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が優勝し、さらに注目度を高めた。
年々、増えている日本勢の挑戦だが、それを引っ張っているのは第1回大会に予選から出場し5位に入った斉藤裕子だ。
斉藤は、宮里藍が習ったことで知られる「54ビジョン」を提唱するピア・ニールソン、リン・マリオットに師事。彼らの本拠地であるアリゾナ州を何度も訪れていた縁もあり、大会が比較的身近にあった。
その後も斉藤は、16位タイ、4位タイ、22位、29位タイ、13位タイと安定して好成績を残す。彼女の活躍は口コミで広がり、同世代や後輩、先輩プロまで「私も挑戦してみたい」と思う選手が増えていった。試合数の少ない女子シニアにとって、この大会はアマチュアにも魅力的な舞台だ。
58人の通過者が16会場で決まることでもわかるように、各会場の通過人数は少ない。なるべく日本人同士が競合しないように事前に相談するケースもあるほどだ。
今年はツアー通算41勝、うちメジャー7勝の殿堂入りプレーヤー、カリー・ウェブ(豪)が50歳となり大会デビュー。歴代優勝者を始めとする多くの先輩たちに挑むが「若いほど有利」と言われるシニア大会において優勝候補の筆頭と目される。
そんな実力者ぞろいの中、斉藤、山本を始めとする日本勢が今年はどんな活躍を見せてくれるのか。昨年の山本のプレーぶりから、選手たちの間でも一気に強さが知られるようになっただけに、優勝にも期待がかかる。
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