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- PGAツアー164試合目のT・フリートウッドがツアー初優勝と年間王者のダブル獲り! 松山英樹は29位でフィニッシュ
プレーオフ最終戦「ツアー選手権」は通算16アンダーの首位タイからスタートしたトミー・フリートウッドが68で回り、通算18アンダーでツアー初優勝を飾った。フリートウッドは25年シーズンの年間王者となり、賞金1000万ドル(約14億8000万円)を手にした。松山英樹は通算3オーバーの29位でフィニッシュ。
1000万ドル(約14億8000万円)の賞金を手にしたフリートウッド
2位位以下に3打リードの通算18アンダーで最終18番パー5を迎えたトミー・フリートウッド。3打目をピン手前約2.5メートルにつけても、まだ表情は硬かった。
つい2カ月前に行われたトラベラーズ選手権では同じ72ホール目を単独首位で迎えながら、3パットのボギーを叩き、キーガン・ブラッドリーに逆転負けを喫した苦い思い出がある。さらに、今大会の2週前に開催されたフェデックスセントジュード選手権でも最終日を単独首位で迎えながら、3位タイに終わっていた。最後まで何があるか分からない気持ちが、フリートウッドの表情を緩めなかったのだ。

惜しくもバーディーパットを外したものの、約20センチのパーパットを沈めたフリートウッド。ウイニングボールを右ポケットに滑り込ませた後、ようやく白い歯を見せた。
「優勝争いをしながら負ける回数が増えるといろんなこを考え始めますが、それでも自分はずっと前向きな姿勢を崩しませんでした」とラウンド後に語ったフリートウッド。
欧州ツアーで7勝を挙げた実力者であり、PGAツアーでも前週まで163試合に出場してトップ5が30回、2位と3位が6回ずつありながら、優勝にはあと一歩手が届かなかった。それでもあきらめずに戦ってきたことに対して胸を張った。
「勝ったか負けたかにかかわらず、これまでのキャリアや自分が歩んできた道に誇りを持っています。まだ学ぶべきことは多く、進むべき道は長いと分かっていますが、その姿勢は変わりません」
今回の優勝で年間王者となり、1000万ドル(約14億8000万円)の賞金を手にしたフリートウッド。しかし、勝利に対するおごりはなく、むしろさらなる高みを目指してのスタートをようやく切ったという決意を感じさせた。
表彰式では「PGAツアーで勝つことが夢でした。それがようやく叶いました」と笑顔を見せたが、まだ34歳。今後はメジャータイトル獲得など新たな夢を追いかけていく。
ここまで悪いシーズンはなかった
最終日にビッグスコアを期待された松山英樹だが、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの69でフィニッシュ。通算3オーバーの29位に終わった。
「ここまで悪いシーズンはなかったですね」と、ラウンド後にテレビ中継のインタビューで語った松山。確かに開幕戦のザ・セントリーこそ制したが、その後の21試合では一度もトップテンに入ることがなかっただけに、自虐的になるのも理解できる。
しかし、不調といいながらも最終戦のツアー選手権に出場できるトップ30に入っていることを考えれば、日本のエースとしての意地はしっかりと見せたのではないか。
「(PGAツアーは)1回、ここでシーズンが終わるので、少し休んで切り替えます。いいゴルフをでき始めているとは思うので、そこをしっかりとつなげていけるように頑張りたいと思います」と続けた松山。
今後は9月11日から始まる欧州ツアーの『BMW PGA選手権』に出場した後、日本で開催されるPGAツアー『ベイカレントクラシック』(10月9~12日、横浜カントリークラブ・神奈川県)に出場する予定だ。
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