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“普通のストロークプレー”に回帰して盛り上がった米ツアー最終戦 新CEOは「絶大なる変化」打ち出すもリブとの統合は眼中になし!?
PGAツアーのプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」はトミー・フリートウッドの同ツアー初優勝で幕を閉じた。ランキングに応じてストローク差を付けた状態で初日をティーオフするスタッガードスタート方式をやめたことが、結果的に盛り上がりにつながった形だが、新CEOはシーズン通した「絶大なる変化」を打ち出している。
PGAツアーの在り方そのものが大幅に見直される可能性
PGAツアーのプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」を制し、年間王者に輝いたのは、34歳の英国人選手トミー・フリートウッドだった。

最終日を米国のパトリック・カントレーとともに首位タイで迎えたフリートウッドは、パットの好調をこの日も維持し、スコアを落としては奪い返してさらに伸ばす見事なゴルフを披露。上がり3ホールをすべてパーで収め、2位に3打差で勝利を決めた。
DPワールドツアーでは通算7勝を誇り、メジャー大会で何度も優勝争いに絡んでいるフリートウッドが、PGAツアーではどうしても勝てず、それはゴルフ界の七不思議だと言われてきた。
しかし、この日は悲願の初優勝に手を伸ばしたフリートウッドに、選手仲間も大勢のゴルフファンもみな「頑張れ、トミー!」とエールを送っていた。
2位との接戦にならなかったという意味で、ドキドキさせられることはなかったが、フリートウッドの悲願が今度こそ叶うだろうかと、終始ワクワクさせられた。
ツアー選手権は、昨年まではあらかじめフェデックスカップランキングに応じてストローク差を付けた状態で初日をティーオフするスタッガードスタート方式という奇妙なシステムが採用されていた。
しかし、この方式は選手やファン、周囲からも、あまりにも不評だったため、今年からは誰もがイーブンパーからスタートするノーマルな形式に戻された。
今年の優勝争いがワクワクさせられる展開になったことは、その変更の甲斐があったと考えていい。しかし、ツアー選手権には、来年もさらなる変更が行なわれる可能性がある。
いやいや、ツアー選手権だけではなく、プレーオフシリーズやレギュラーシーズン、フェデックスカップを含めたPGAツアーの在り方そのものが、大幅に見直される可能性さえ漂い始めている。
ウッズをリーダーとする「未来競技委員会」が発足
今年のツアー選手権開幕前、PGAツアーの新CEOに就任して間もないブライアン・ローラップ氏が会見に臨んだ。
ローラップ氏からは「フューチャー・コンペティション・コミッティー」なるものを創設したことや、その指揮を執るリーダー役として、タイガー・ウッズを指名したことも、同時に発表された。
耳慣れないこの組織の名称は、直訳すると「未来競技委員会」となる。この委員会の創設目的を、ローラップ氏はこんなふうに語った。
「PGAツアーを、ファンのため、プレーヤーのため、ビジネスパートナーのための最善の競技の場とするための委員会を設立した」
そして、競技、つまりPGAツアーの大会を進化させることに焦点を絞ることを目指していくと語気を強めた。
「徐々に向上させていくだけではない。絶大なる変化を目指す。ゴールは絶大なる変化だ」
ローラップ氏の表情や言葉からは、革命にも似た強いトーンが伝わってきた。
とはいえ、いつ何をどう変えるといった具体的なプランは、この段階では何一つ示されなかった。
しかし、ローラップ氏の言葉を総合してみると、彼が目指す「絶大なる変化」は、ツアー選手権をどう変えるかにとどまらず、レギュラーシーズン、プレーオフシリーズ、フォールシーズン、オフシーズンのすべてを見直し、それらをもっと効率的に効果的につなげていき、その集大成として、ツアー選手権をこれまで以上に最大化するというもの。フューチャー・コンペティション・コミッティー(未来競技委員会)の設立は、その一環である。
この発表を会見で聞いた米メディアの大半は、まだ未来競技委員会なるものの内容も効果もわからないため、PGAツアー全体の変化に対しても「まだ何も言いようがない」と、雲をつかむような感覚を覚えている様子である。
しかし、中には「PGAツアーの新CEOとしての実働が1カ月にも満たないローラップ氏にPGAツアーの何が分かるのか? 本当に未来図が描けるのか? ぶち壊されるのではないか?」という具合に、否定的に見る向きもある。
未来競技委員会のリーダーとして、ウッズがふさわしいのかという意見もある。
未来競技委員会は9名で構成される。ウッズとパトリック・カントレー、アダム・スコット、カミロ・ビジェガス、マーベリック・マクニーリー、キース・ミッチェルの6名は、いずれも選手理事や選手会役員を務めるPGAツアー選手だ。
残る3名は、いずれもスポーツビジネスの分野に明るい実業家で、PGAツアー・エンタープライズの理事などを兼任しているPGAツアーのビジネスアドバイザーたちだ。
しかし、よくよく眺めてみると、この顔ぶれは、リブゴルフとの統合交渉などを進めてきた交渉委員会の顔ぶれに近いものがある。
言い換えれば、ウッズを筆頭に据えてリブゴルフとの交渉にあたってきた委員会の面々が、これからはPGAツアーの未来の改革のために力を尽くす委員になり、彼らに求められる役割が変わったと見ることができる。
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