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“3球連続OB”の悪夢から1年… 小斉平優和が前年プレーオフ負けをリベンジしてプロ10年目の初優勝! 米ツアー挑戦に弾み
国内男子ツアー「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」最終日、1打差の4位タイでスタートした小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)が67で回り、通算18アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。
昨年ドローボールで攻めた18番はフェードボールに変更
◆国内男子プロゴルフ
Sansan KBCオーガスタ 8月28~31日 芥屋GC(福岡) 7293ヤード・パー72
国内男子ツアー「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」最終日、1打差の4位タイでスタートした小斉平優和が67で回り、通算18アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。1打差の通算17アンダー2位に坂本雄介。通算15アンダーの3位タイに米澤蓮とスコット・ビンセントが入った。

「昨年のプレーオフは覚えています。そんなに引きずってはいませんよ」
大会前日、小斉平はそう語った。前年、最終日に65をマークして通算19アンダーでフィニッシュした小斉平は香妻陣一朗とのプレーオフに臨む。18番パー5がその舞台だったが、2ホール目でまさかの事態に。3球連続でティーショットをOBゾーンに打ち込んでしまったのだ。ドローボールで攻めたつもりだったが、すべて逆球のスライスが出てしまい、右の林へ吸い込まれるように消えていった。
「リベンジしたくてたまりませんでした。このコース(芥屋ゴルフ倶楽部)自体は好きですし、ぜひ優勝したいと開幕戦の頃から考えていました」。実際、昨年は60台を4日間並べており、コースとの相性は悪くない。今年も3日目まで60台を並べ、首位と1打差の通算13アンダー、4位タイにつけていた。
逆転を目指した最終日、スタートホールからポンポンと2連続バーディーを決めると、15番までにスコアを6つ伸ばし、2位以下に2打差をつける。ところが、16番パー4でドローボールで攻めようとしたティーショットを右の林へ打ち込んでしまう。2打目を林から出したものの、このホールをボギーとする。嫌な流れで迎えた最終18番、ティーイングエリアに立った小斉平をプレッシャーが襲う。
「バーディー狙いでいこう」。2位につけていた1組後ろの坂本雄介も16番でボギーを叩いたため、2打差になっていたが、小斉平は1打差だと思い、あえて2オン狙いにいった。ただ、今年はティーショットでドローボールではなく、フェードボールを選択。見事フェアウェイ左サイドをとらえた。第2打がバンカーにつかまり、バーディーこそ奪えなかったが、パーセーブに成功。1打差で坂本を振り切り、昨年のリベンジを果たすと同時に、念願のツアー初優勝を飾った。
「優勝するイメージを持っていましたが、こんなに思い通りにいくとは思っていなかったので、うれしいです」。18番でパーパットを決めた瞬間、何度も右手の拳を上下に揺さぶって喜びを表現した小斉平。「頭と体が勝手に動きました」というが、昨年の呪縛からようやく解放されたという思いが、心の底にあったのかもしれない。
「プロデビュー2、3年で優勝できると思っていた」
プロ転向して10年目となる27歳の小斉平だが、ジュニア時代から注目度は高かった。中学1年でツアー競技のつるやオープンに出場。高3では関西アマ、日本ジュニアを制している。18歳でプロに転向し、米国下部ツアーに挑戦するなど、海外での経験も積んだ。国内では2020‐21年シーズンに初シードを獲得したが、1年でシード落ちするなど、結果を出せない日々が続いた。
「プロになって2、3年で優勝できるんじゃないかと甘い考えでいました。シード落ちしたときは自分ではどうにもならないぐらいに落ち込んで、そこから立ち直るのにすごい時間がかかりました」。プロの厳しさをようやく味わったことで、さらなる努力を決意。ショットを磨くことはもちろん、メンタル面でもいろんな本を読むことで変えていこうとした。
今大会前にも本屋で1冊の本を購入。ネガティブになりがちな自分を少しでもポジティブに変えるにはどうしたらいいかという内容だったが、その効果もあって72ホールを平常心でプレーできたという。
今回の優勝で賞金ランキングも18位に上昇。この秋は米ツアーのQスクールを受ける予定だ。セカンドステージからの出場権を得られるダンロップフェニックス終了時での賞金ランキング5位以内を目指す。
小斉平 優和(こさいひら・ゆうわ)
1998年生まれ、大阪府出身。中学1年で当時、国内男子ツアーの「つるやオープン」に出場。中学3年で「日刊アマ」、高校3年で「関西アマ」「日本ジュニア」を制覇。2016年にプロ転向し、20年には米下部ツアーに挑戦。25年「Sansan KBCオーガスタ」でツアー初優勝。
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