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マキロイが土壇場で決めた“劇的”イーグル… 勝利を呼び込んだ神パッティングから学ぶ“タッチ優先”の考え方とは?
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回はローリー・マキロイ選手が欧州男子ツアー「アムジェン・アイルランドオープン」の最終18番で決めた“イーグルパット”に注目しました。
8メートル前後のパットで陥りがちな“2つの落とし穴”
欧州男子ツアーの「アムジェン・アイルランドオープン」はローリー・マキロイ選手の優勝で閉幕しました。
最終日を首位と4打差の通算11アンダー4位タイから出たマキロイ選手。スタートホールをボギーとしますが、その後バーディーを積み重ねて通算15アンダーで最終ホールへ。1組前でプレーしていたヨアキム・ラガーグレン選手が通算17アンダーでホールアウトしていたため、マキロイ選手はイーグルを奪ってプレーオフに持ち込むしか優勝する道はなくなっていました。

そんな中、見事に2オンに成功して8メートルのイーグルパットを沈めます。
ラガーグレン選手との一騎打ちになったプレーオフは3ホール目で決着。マキロイ選手が“キャリアグランドスラム”を達成した「マスターズ」以来の優勝を飾りました。
今回注目したのは、正規の18番ホールで見せた8メートルのイーグルパットです。上りの緩やかなフックという難しくないラインでしたが、「パチン!」としっかりとしたインパクトでラインに乗せて見事にカップインさせました。
一般ゴルファーの皆さんにも、8メートル前後の大事なパットを打つシチュエーションがありますが、よく見かけるのは2つのミスです。一つは5メートルくらい大オーバーして返しのパットが大ショート。2メートル前後のパットが入れば3パットで済みますが、これも外して4パットしてしまうこともあるでしょう。
もう一つはファーストパットで大ショートしてしまうミス。2パットでカップインできず、3パット以上してしまうケースです。
この2つのミスに共通するのは「タッチを合わせる」という思考が頭からなくなっていること。大オーバーするのは「カップインさせたい」という気持ちが強く、次のパットのことを考えていないから。大ショートはラインのことで頭がいっぱいになって、タッチを忘れていることが原因です。
“3パット回避”に必要なのはラインよりタッチ
8メートルのパットを打つ前に考えてもらいたいのは、タテの誤差とヨコの誤差はどちらが大きくなる可能性が高いのか。左右のミスは外しても1メートル程度。5メートル外すことはほぼないでしょう。
一方、タテのミスは5メートル前後することもザラにあります。つまり、ラインよりもタッチを合わせる方が圧倒的に大切なのです。
タッチさえ合わせれば次のパットは1メートル前後から打つことができ、2パットでカップインできる可能性が高くなります。8メートル前後のパットを打つ時は“一か八か”の1パットを狙うのではなく、「3パットしない方法」を選択するのが賢明です。
タッチを合わせる時は、ボールの後ろでカップを見ながら素振りをするのが効果的。距離感のイメージが湧いてくるはずです。その際はよっぽど曲がるラインでない限り、ラインを考えずに距離を合わせることだけに集中して、真っすぐ打つといいでしょう。
3、4パットすることがなくなり、スコアがまとまりやすくなるはずです。
ローリー・マキロイ
1989年生まれ、北アイルランド出身。2007年にプロ転向し、09年に欧州ツアー初勝利。米ツアーでは10年に初優勝を挙げた。メジャー初Vは11年の「全米オープン」。「全米プロ」を制した12年は世界ランキング1位に浮上し、14年の「全英オープン」も制覇。21-22年シーズンは自身3度目のPGAツアー年間王者に輝く。25年は「マスターズ」を初制覇。史上6人目となるキャリアグランドスラムの偉業を達成した。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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