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- 山下美夢有は確率1%の8打差大逆転優勝で日本選手初の300万ドル突破! さらに期待される過去2人しかいない大偉業とは?
山下美夢有がプレーオフの末に「メイバンク選手権」を制して今季2勝目を挙げた。この勝利で日本選手初の年間300万ドル突破など数々の記録を樹立した。
ルーキーイヤーでの2勝は福嶋晃子以来
米女子ツアー1年目の山下美夢有がプレーオフの末に「メイバンク選手権」を制して今季2勝目を挙げた。この勝利で日本選手初の年間300万ドル突破など数々の記録を樹立。それだけでなく、米女子ツアーの歴史で過去に2人しかいない大記録の可能性もふくらんできた。
まず取り上げたい記録は日本選手初の年間300万ドル突破だ。山下の獲得賞金は大会前まで288万4941ドル。すでに笹生優花が昨年マークしていた286万7618ドルの日本選手最多賞金額を塗り替えていた。そして今回の優勝で45万ドルを加え、日本選手で初めての300万ドル超えを果たしたのである。
ツアー全体でも300万ドルを超えた選手は過去に9人(12例)しかいなかった。初めての300万ドル超えを果たしたのはロレーナ・オチョア(メキシコ)で2007年のことだった。以降、コ・ジンヨン(韓国)やリディア・コ(ニュージーランド)、ネリー・コルダ(米国)といった世界ランキング1位を経験したビッグネームらが300万ドルプレーヤーに名を連ねている。今年、山下より先に300万ドルに達していたジーノ・ティティクル(タイ)とミンジ・リー(オーストラリア)はともに2回目の大台突破である。
次の記録は米女子ツアーメンバーになってから2勝目を挙げるまでのスピードだ。ルーキーの山下は「メイバンク選手権」がメンバーとしての22試合目だった。これまでの日本選手最速は福嶋晃子の26試合目。この記録を塗り替えた。ルーキーイヤーでの2勝は福嶋以来で日本選手2人目だ。

大逆転ということも注目点である。山下は3日目を終えた時点で首位のチェ・ヘジン(韓国)から8打差の11位タイだった。そこから65をマークしてチェとハナ・グリーン(オーストラリア)とのプレーオフに持ち込み、1ホール目のバーディーで勝利をつかんだ。この8打差からの優勝は日本選手タイ記録。過去には岡本綾子が1987年の「レディキーストンオープン」で記録した1例だけだった。
ツアー全体でも8打差逆転というのは、そう出るものではない。過去20年(2006年以降)で8打差以上からの逆転勝ちは山下を含めてわずか6例。パーセンテージで表すと、たったの1%でしかない。それほど難しいことをやってのけたのである。ちなみに、最大差逆転勝ちのツアー記録は10打差である。
新人賞と年間女王のダブル受賞も現実味
山下は現在、竹田麗央と激しいルーキー・オブ・ザ・イヤー争いを繰り広げているが、今回の優勝で150ポイントを加えて計1342ポイントとなり、2位竹田との差を206ポイントまで広げてタイトルに大きく前進した。それだけでなく、最大の栄誉とされるプレーヤー・オブ・ザ・イヤー争いでも優勝の30ポイントを加えて計144ポイントまで伸ばし、ミンジ・リーを抜いて2位に浮上した。
1位はティティクルで169ポイント。その差は25ポイントである。
プレーヤー・オブ・ザ・イヤーのポイント配分は優勝が30、2位12、3位9、という具合で10位以内の選手に与えられる(メジャーはポイント2倍)。そう簡単にひっくり返せる差ではないが、チャンスはある。
しかも、ティティクルは今週の日本開催「TOTOジャパンクラシック」には出場しないから差を詰める絶好の機会である。もし、2週連続優勝を果たせば、一気に逆転だ。
プレーヤー・オブ・ザ・イヤーとルーキー・オブ・ザ・イヤーのダブルタイトル獲得となると歴史的偉業だ。米女子ツアーの歴史の中で、この両タイトルを同時に手にした選手は1978年のナンシー・ロペス(米国)、2017年のパク・ソンヒョン(韓国)の2人しかいないのである。
史上3人目の偉業は決して夢物語ではない。今シーズンは残り3試合。まずはホームアドバンテージがある「TOTOジャパンクラシック」で好成績を挙げておきたい。
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