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- 初日100位→15位 豪州生まれの23歳が奇跡的な“大逆転合格” 「正直、まだ頭真っ白です」
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテストが終了。初日を100位でスタートした豪州生まれの23歳・杉山もも(すぎやま・もも)が、通算1アンダー15位タイまで浮上して合格を手にした。
カリー・ウェブと宮里藍を目標に掲げる
◆国内女子プロゴルフ
JLPGA最終プロテスト 11月4〜7日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 6464ヤード・パー72
85人が最終日までコマを進め、通算イーブンパー18位タイまでの22人が合格した「JLPGA最終プロテスト」。その台風の目となったのは、やはり杉山ももだった。
2日目終了後、父・倫浩さんのアドバイスでグリップの位置を修正したアイアンショットは引き続き好調だった。10番からスタートし、14番でバーディーを取ると、18番パー5ではイーグルを奪取。後半も2バーディー、1ボギーで回って4つスコアを伸ばし、通算1アンダー15位タイで見事に合格した。
「正直、まだ頭真っ白です。(通算)2アンダーくらい(が合格)だと思ってやってたので6アンダーくらい出さないと、と思ってやってました」と振り返った。
初日は100位スタート、2日目終了時点で通算10オーバー96位タイだったことを考えれば“奇跡”のカムバックだ。「家族からはよく笑ってる人。面白いことを探してる人って言われるんですけど、ゴルフをすると変わると言われます」と話しながらも、プレー中も笑顔が見られたのは、いいゴルフができたからに他ならない。

静岡県出身の両親の娘として、豪州で誕生。「ゴルフは5歳くらいからちょこちょこやってたけど、水泳がメインでした。12歳の時、ゴールドコーストで平泳ぎ1位になった」ほどのスイマーだった。しかし、「オーストラリアでは体が小さかった」と13歳からゴルフにシフトする。
高校卒業後はハワイ大学に進学。スポーツ心理学を専攻し「成績が良かったのでトランスファーしました」と、米本土・インディアナ州のパデュー大学へ。ビッグ・テン・カンファレンスの一つであり、人類史上初めて月面着陸に成功したニール・アームストロングをはじめ多くの宇宙飛行士も輩出。現在はバスケットボールも強い学び舎で、心理学を専攻した。
「ゴルフに生かすために(心理学を)とりました。目からの情報が多すぎると大変だから(ショットとショットの間に)歩いている時にいろいろな情報を見すぎず、シンプルに集中するようにしています」と、今回のプレーにも学んだことを生かした。
5月の大学卒業後の住まいは、実家のある豪州。1次、2次、今回と日本のテストに通い、合間に米ツアーのQT2次にも挑んだ。両親は日本人だが、現在は豪州との二重国籍を持っている。
将来的には「明るくて強い選手。ファンに好かれたい」と目標を掲げ、具体的には豪州出身のホール・オブフェイマー、カリー・ウェブと、それを目標にして日本から飛び出した宮里藍の名を挙げた。
いずれもロレックス(女子世界)ランキング1位経験者。目標は大きく、23歳の挑戦は続く。
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