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女子メジャー会場変更で“池ダイブ”は西郷真央が最後に!? サウジ接近、トランプ孫娘の推薦など米LPGAは迷走しているのか?
女子メジャートーナメントのシーズン第1戦「シェブロン選手権」で恒例の「チャンピオンズ・ダイブ」が来年からは行われなくなるかもしれない。会場の変更の観測が確度の高い情報として報道されているからだ。現在、米女子ツアーを運営するLPGAの施策には疑問の声も少なくないが……。
カイ・トランプの推薦出場には「人寄せ作戦の度が過ぎる」と批判
先週の「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」で、女子バスケットボール界のスター選手、ケイトリン・クラークをプロアマ戦に呼び、ドナルド・トランプ大統領の孫である18歳のアマチュア、カイ・トランプをスポンサー推薦で出場させたことに対しても、SNSでは「人寄せ作戦の度が過ぎる」等々、批判の嵐が起こっていた。
とりわけ、カイさんの推薦出場に関しては「AJGA(全米ジュニアゴルフ協会)のランキングで461位。予選通過の見込みがほぼ皆無なのに、なぜ招待した?」「シード争いもランキング争いも大詰めのこの時期に、注目度だけでアマチュアを出場させたのは、入場料収入や視聴率のアップ、つまり、お金のため?」といった声が多数上がっていた。
それに対して大会側は「たとえ好きでも嫌いでも、人々がこの大会のことを話題にしていることは間違いない」と語り、大会ホストのアニカ・ソレンスタムも「スポンサー推薦は、スポンサーが決めるものです」と強気の姿勢を通していた。
しかし、サウジのゴルフ勢力への歩み寄りと併せ、「昨今の米LPGAのなりふり構わない姿勢は、いかがなものか?」と首を傾げる人々は少なくない。
そんな中、米LPGAの新コミッショナー、クレッグ・ケセラー氏は、そうした批判に目を向ける代わりに、もっと広く長い視野で米LPGAという組織の拡充を考えている様子である。
リブゴルフのエグゼクティブだった女性を米LPGAのセールスオフィサーのトップとして雇い入れ、やはりリブゴルフやESPN、F1などでビジネス実績を積んできたエグゼクティブを米LPGAの理事に据えるなど、自身のブレーン固めに余念がない。
そして、リブゴルフやサウジのゴルフを敵視したり毛嫌いしたりするのではなく、冷静に眺めて、賢く「いいとこ取り」をしようとしているのだと思われる。
米ゴルフウイークによると、米LPGAのアジア5連戦の盛り上がりをコミッショナーとして間近に眺めたケセラー氏は、アジアですでに醸成されているゴルフへの熱狂ぶりに驚かされ、今後はアジアのゴルフを「利用・活用すること」を考え始めているとのこと。
ヒューストンオープンの会場をシェブロン選手権の舞台にしたことも、ケセラー流の「活用術」と見ていいだろう。
今後はアジアのゴルフも「活用」され、果ては日本のゴルフそのものが「活用」されることも、あるのかもしれない。
それは喜ばしいことなのか、それとも警戒すべきことなのか。ともあれ、米LPGAは今、試行錯誤と暗中模索の中にある。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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