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- 年間女王の目があった神谷そら まさかの予選落ちも「タイトルを逃したことについては何もないです」
「大王製紙エリエールレディスオープン」2日目、神谷そら(かみや・そら)が通算5オーバー76位タイで予選落ち。メルセデスランキング2位から1位への逆転がなくなったため、佐久間朱莉(さくま・しゅり)の同ランキング1位が確定。初の年間女王のタイトルを獲得した。神谷は以前から年間女王のタイトルを意識していないという姿勢を崩さなかった。
スイングを完成させることが第一
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディスオープン 11月20~23日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6595ヤード・パー71
残り2戦とも優勝することでメルセデス・ランキング1位に躍り出るチャンスがあった神谷そらだが、通算5オーバーの76位タイで2日目をホールアウト。まさかの予選落ちを喫し、年間女王のタイトルは佐久間朱莉が獲得した。
ホールアウト後はサバサバとした表情で報道陣に対応した神谷。「年間女王のタイトルを逃したことについては何もないです」と言い切る。今季はシーズン2勝を飾っているが、2勝目となった「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」の優勝会見でも「年間女王は何も意識していない。今年は結果が出ないと思いながら、調整や準備の1年にしようと思っていたので、最後まで意識はしないと思います」と語っていたが、その姿勢は最後まで崩さなかった。
実際、神谷にとって今季は結果よりもいかに自分のイメージどおりのショットを打てるか、ゴルフをできるかに主眼を置いてきた。シーズン前に坂詰和久コーチに師事し、スイングや球筋を変えることを決意。2勝目を飾ったときでさえ、「完成度は20~30%」と語っていたが、そう簡単に新しいスイングや球筋が身につくはずもない。
「ドローボールだった球筋をフェードボールに変えるわけですからね。アドレスでの立ち方も変わるし、見える景色も変わってきます」と、坂詰コーチがいうように大改造に近かった。

にもかかわらず、メルセデス・ランキング2位という結果を出したことに一番驚いているのは、神谷自身だろう。「試合でも自分のやるべきことがはっきりしていたので、かえってそれがよかったのかもしれません」。極端な話、優勝争いに絡んでいても、勝利への欲求より自分のゴルフを完成させる方に意識があった分、プレッシャーもそれほどなかったといえる。
今季1勝目を挙げた「Sky RKBレディスクラシック」では、最終日の上がり4ホールでバーディー、バーディー、バーディー、イーグルという離れ業を演じ、大逆転優勝を飾った神谷。それもスイングなどへの意識が強く、よけいなことを考えなかったからだろう。
この日はドライバーのシャフトを前日と異なるものに換えていたが、それも「スイングが完成していないので、シャフトも調整しながらって感じですかね」と、目先のことよりずっと先を見据えている。
極端な話、今季のランキングや勝利数などはどうでもいいぐらいの気持ちで戦っていたといえるが、それでも結果は結果である。スイングが未完成でもこれだけのゴルフができることを証明できただけでも、実りある1年だったのではないか。
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