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- 「入れなきゃ負ける…!」大岩龍一が“10センチ神アプローチ”で初V 最終戦で“逆転賞金王”の可能性浮上
プレーオフ2ホール目で大岩龍一が10センチに寄せる渾身のアプローチを決め、悲願のツアー初優勝。賞金ランキング4位に浮上し、最終戦では金子駆大の結果次第で賞金王逆転の可能性も残された。
チップインイーグルを狙ったアプローチ
◆国内男子プロゴルフ
カシオワールドオープン 11月27~30日 Kochi黒潮カントリークラブ(高知県) 7375ヤード・パー72
どちらが勝ってもツアー初優勝となる大岩龍一と砂川公佑のプレーオフは、18番パー5が舞台となった。1ホール目はともにパーで分け、勝負は2ホール目へ。ピン左約12メートルに2オンした砂川に対し、大岩の第2打はグリーンをとらえたものの止まり切らず、奥のラフにこぼれた。
「相手もイーグルパットを入れてくる可能性がある。自分がこのアプローチを入れなければ負けるかもしれない」。ピンまでは10ヤード。ボールはラフだがライは悪くない。左傾斜が強く、軽い下りのラインではあったが、落としどころを間違えなければ寄せられる状況だった。

ゆっくりとクラブを上げて振り下ろすと、ボールはカラーを越えてグリーンに着地し、転がりながらピン方向へ寄っていく。結果はピン手前約10センチ。完璧に近いアプローチだったが、大岩の表情は硬いままだ。
「入れるつもりだったので悔しかったです」。
とはいえ、OKの距離に寄せたことで砂川にプレッシャーがかかる。砂川のイーグルパットは約2メートルショートし、それも外した。大岩が確実にバーディパットを沈め、勝負が決した。
「レギュラーツアーは今季5年目ですけど、3年目にシード落ちも経験して、やっと勝てたという感じです」。ホールアウト直後には涙を流し、苦しんだ末にたどり着いた初勝利の重みを噛みしめた。
23年のシード落ちはケガやショットのイップスに加え、将来を見据えてドローボールからフェードボールへ球筋を変えたことによるショット精度の低下も要因だった。しかし、その取り組みが実を結び、パーオン率は23年の58.743%から今季は69.907%へ大きく向上。遠回りに見えた努力が決して無駄ではなかったことを自ら証明した。
今大会の優勝で大岩の獲得賞金は8316万4544円となり、賞金ランキング4位に浮上。最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は優勝賞金4000万円のため、優勝すれば通算1億2316万4544円。現在1億1613万1916円でトップにいる金子駆大の順位次第では逆転の可能性がある。
「どれくらい可能性があるのか分かりませんが、金子選手次第。仮に賞金王になれなくても、自分は優勝を目指します」。
41位→4位→1位と、史上最大級の逆転劇も視野に入る。可能性がある限り、一番上を狙う構えだ。
池田勇太がシード復活
今大会終了時点で来季のシード選手が確定した。キム・ソンヒョンを除いた賞金ランキング66位以内が対象で、初シード獲得は6人。原敏之(34位)、古川龍之介(40位)、砂川公佑(41位)、安森一貴(42位)、出利葉太一郎(58位)、福住修(61位)の6人に加え、ACNツアーポイントランキング1位の若原亮太も初のシード入りを果たした。
また、賞金シード復活組はスコット・ビンセント(36位)、池田勇太(59位)、西山大広(64位)の3人。一方で、杉原大河や上井邦弘、杉山知靖ら10人が賞金シードから陥落。木下裕太や谷口徹ら7人は出場資格を失うこととなった。
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