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同一シーズンに初優勝を飾った同級生コンビは菅楓華と荒木優奈が2例目! 17年前に同じ記録を初達成した東北高校出身の2人とは?
今季大ブレークを果たした日章学園の同級生コンビ、菅楓華(すが・ふうか)と荒木優奈(あらき・ゆうな)の快挙を振り返った。
同級生・有村智恵と原江里菜が2008年に初優勝
40人だけが参戦できる国内女子ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」には初出場を果たした菅楓華と荒木優奈の姿があった。2人は地元宮崎県・日章学園高校の同級生。実はこの同級生コンビ、シーズンを通した成績で前例のない快挙を成し遂げていた。
菅は宮崎市出身。同市の宮崎CC開催の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は子供のころから親しんだ地元のビッグイベントである。荒木は熊本県出身だが菅と同じ日章学園高校に進学。2人は“緑の甲子園”とも呼ばれる全国高校選手権(団体戦)で2022、2023年と母校を2年連続の日本一に導いている。
2022年の「日本ジュニアゴルフ選手権」では荒木と菅でプレーオフを戦い、荒木が優勝。高いレベルで切磋琢磨する仲間でありライバルだったわけだ。
高校3年時の2023年に受験したプロテストで菅は一発合格を果たしたが、JGAナショナルチームの中心選手でもあった荒木はまさかの落選。2024年に菅がひと足早くプロとしてのキャリアをスタートさせた。
菅はプロデビュー戦の「Vポイント×ENEOSトーナメント」で7位タイに入って注目を集める。メルセデス・ランキング63位でシードは届かなかったが随所で素材のよさを感じさせるプレーをみせてくれた。

そして2度目の挑戦でプロテストをクリアした荒木は今シーズンの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でプロデビューすると、菅のデビュー戦と同じ7位タイに食いこんでみせた。
菅はその「ダイキンオーキッドレディス」で逆転されはしたが自己最高の2位タイを記録。2戦目では単独2位に入って見事なスタートダッシュをみせる。荒木も安定した成績を重ねてルーキーイヤーでのシード入りを確実なものにしていた。
先に初優勝を飾ったのは荒木だ。9月の「ゴルフ5レディス」で日章学園高校の先輩でもある柏原明日架を1打抑えて歓喜の時を迎えた。
3週間後、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で今度は菅が初優勝をつかむ。2打差10位タイで迎えた最終日に65を叩き出しての鮮やかな逆転勝ちだった。メルセデス・ランキングは菅が4位、荒木は7位に入り、共に初シードを獲得して飛躍のシーズンを終えた。
同じ高校で同級生だった選手が同じ年に初優勝を挙げたことは過去に1例だけあった。東北高校(宮城県)出身の有村智恵と原江里菜が2008年に記録したものだ。この2人、初シードは共に前年の2007年だった。菅と荒木のように、初シードと初優勝を同一年に決めた高校同級生コンビは初めてだ。
同じ高校の同級生というと明愛、千怜の岩井ツインズ(埼玉栄高校)も該当する。ツインズの初シードは同じ2022年だが、千怜がこの年に初優勝したのに対して明愛の初優勝は翌2023年だった。
共にトップ10以内での初シードは史上初
初シード時の順位も特筆すべき点である。岩井ツインズは千怜が18位で明愛は40位だった。有村・原コンビは有村13位、原19位(当時は賞金ランキング)と優秀だがトップ10には届いていない。対して菅は4位で荒木は7位。初シードでそろってトップ10に名を連ねた同級生コンビも初めてだ。
2人とも優勝は1回でこれだけランキング上位に入ったのはシーズン通して安定した成績を重ねてきたことの証明である。トップ10回数にそれが表れており、菅が部門2位タイの16回、荒木は部門5位の14回という見事な安定感だった。
2人のゴルフの共通点は穴が少ないということ。どの部門もそつなく上位に名を連ねている。それが年間通した好成績へとつながったといえる。
来年は2人が最終日最終組での優勝争いするシーンも期待したい。順調に成長すれば、年間女王を争う関係になっても不思議ではない。
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