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「ハンデをもらっても勝てない」――結婚発表直後の吉本ここねが明かした金谷拓実との“ガチンコ勝負” 祝福を力にQT最終日の逆転へ
来季出場権をかけたQTで苦戦する吉本ここね。結婚を発表した金谷拓実の支えを力に、最終日の逆転へ挑む。夫婦の「ガチンコ」勝負エピソードも。
3日目は通算3オーバーの81位タイでホールアウト
◆国内女子プロゴルフ
クォリファイングトーナメント ファイナルステージ 12月2~5日 宍戸ヒルズCC東コース(茨城県) 6418ヤード・パー72
来季のツアー出場権をかけたQTファイナルステージは3日目を迎え、吉本ここねは強風とショットの乱れに苦しむ1日となった。「風は思ったより強くて、やっぱり難しかったですね」。ホールアウト後、吉本はそう振り返った。

3日間を通してショットのばらつきを感じており、特にパッティングに苦しんだ2日目を経て修正を試みたものの、この日はショットの精度を欠いた。「あまり自分らしいゴルフができていない」と悔しさをにじませる。寒さの影響は限定的だったものの、スコアメークに苦しむ展開となった。
この日は3バーディー、5ボギーの「74」。通算3オーバーの81位タイでホールアウト。来季ツアー前半戦の出場権の目安とされる35位前後に入るには、最終日にビッグスコアが必要な状況だ。しかし、その表情の一方には確かな充実感もにじんでいた。前日に大きく報じられた男子プロ・金谷拓実との結婚のニュースである。
祝福の嵐と、トッププロ夫婦の「リアルな距離感」
結婚報道が出たことで、この日は朝から周囲の選手や関係者から「おめでとう」と多くの祝福を受けたという。
ツアープロ同士の結婚生活は、想像以上にストイックだ。互いにツアーを転戦しているため、1年間で会える時間は「数えるほど」。どんな1年を過ごしてきたのかを改めて聞くと、こんな答えが返ってきた。
「頻繁に連絡を取り合い、会えるタイミングを大切にしています。それにお互いに一生懸命やるもの(ゴルフ)があるので、そこに集中という感じです」
結婚してもそのスタンスは変わらない。互いの目標に向かって走り続ける「同志」のような関係性が、2人の基盤にある。
「ハンデをもらっても勝てない」金谷拓実とのゴルフデート
話の中では、意外な夫婦の力関係も明かされた。稀にある休日に2人でラウンドをする際、勝負をすることがあるという。
「ハンデをいつももらって勝負するんですけど、だいたい私が負けるんです(笑)。向こうも『絶対負けたくない』って感じで、めっちゃ燃えるんですよ」
賞金王の経験もある金谷だが、妻相手のプライベートラウンドでも勝負には一切の手を抜かないという。
「たまに私がすごく良ければ勝てる(笑)」という真剣勝負。コンビニの商品などを賭けて楽しむこともあるが、この「切磋琢磨」できる関係性はとても微笑ましい。
ツアー転戦のため「料理も3回くらいしかできていない」
来季の職場をかけたプレッシャーのかかるQT期間中も、夫・金谷との連絡は欠かさない。
「昨日は(スコアが)悪かったんですけど、『あと2日あるから大丈夫だ』とか、『いつも頑張ってるんだから』って。軽い感じですけど、そう言ってくれます」
技術的なアドバイスよりも、前向きになれるメンタル面でのサポート。吉本は「やっぱり(パートナーがいると)違いますね。心の支えになります」と、はにかんだ。
物理的な距離は離れていても、心は常に共にある。家事や料理も「今年はほとんど一緒にいなかったので、料理も3回くらいしかしていない(笑)。もっとバリエーションを増やさないとなぁ」と飾らない吉本だが、互いのスタイルを尊重し合う関係性は強い。
「あと1日」――。最強のパートナーからのエールを背に、吉本ここねは自分らしいゴルフを取り戻し、まだ希望が残されている限り、一つでも順位を上げ、来季への切符をつかみに行く。
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