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- 「緊張しない」強心臓・政田夢乃がファイナルQT4位通過 来季は“初優勝”を射程に
プロ2年目の政田夢乃がファイナルQTを4位通過。「緊張しない」強心臓で前半戦出場権を獲得し、来季はツアー初優勝を本格的に狙う。
「緊張は全然しないタイプ」――極限の舞台で発揮した平常心
◆国内女子プロゴルフ
クォリファイングトーナメント ファイナルステージ 12月2~5日 宍戸ヒルズCC東コース(茨城県) 6418ヤード・パー72
プロ2年目の政田夢乃が、来季の国内女子ツアー前半戦の出場権をかけて臨んだ「JLPGAファイナルクォリファイングトーナメント(QT)」で高い完成度を示した。最終日は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの「69」で回り、通算12アンダーの4位。2025年シーズン第1回リランキングまでの出場権を手にした22歳が、結果で成長を証明した。

多くの選手にとってQTは“キャリアの分岐点”とも言える重圧のかかる舞台だが、政田は普段と変わらぬ表情でティーイングエリアに立った。
「緊張は全然しないタイプ。いつも通りやっていました」。視線の先にあったのは“通過”ではなく“頂点”だ。「トップ通過を目指してやっていたので、下(カットライン)はあまり見ていませんでした」。上だけを見据える姿勢が、安定したプレーにつながった。
一方で、「4日間とも納得できるショットは多くなかった」と冷静に振り返りつつ、「その中でもスコアを作れたことは自信につながりました」と収穫を口にする。調子が万全でなくてもまとめ切る力は、確実に積み上がってきている。
消すべきは“1日の一発ミス” ショートパット修正が鍵
今季はトップ10入り3度と存在感を示した一方で、課題も明確になった。「後半戦でショートパットが決まらなかったので、そこを修正したい」。ショートレンジの成功率はスコアに直結するだけに、優先度は高い。
さらに、「1日に1回、ボギーとかダボを叩いてしまう」という“余計な一発”も見逃せない。「コースマネジメントを見直しながら、優勝を目指して頑張りたい」。一発のミスを許容しない戦い方ができれば、優勝争いは現実味を帯びてくる。
同期と切磋琢磨するオフへ 菅楓華&弟との宮崎合宿構想
オフシーズンは個人練習に加え、仲間との刺激も取り入れる予定だ。「菅楓華ちゃんが宮崎にいるので、弟と3人で合宿みたいなことができたらいいねと話しています」。
23年のプロテスト合格から駆け抜けたルーキーイヤーを経て、プロ2年目でつかんだ自信と、はっきりとした課題。QTで得た前半戦の出場権は、ただ「出られる」という権利にとどまらず、ステップアップのための環境を自ら勝ち取った証でもある。「緊張しない」強心臓と冷静な自己分析を武器に、政田夢乃は来季、ツアー初優勝を本気で見据える。
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