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- 竹田麗央が“433個”で部門ダントツ! 日本選手最多記録を更新するほど米ツアーでバーディーを量産できた理由とは?
米女子ツアーのデータに「バーディーorベター・トータル」という部門があり、今季はバーディー420個、イーグル13個を奪った竹田麗央が部門1位に輝いた。
バーディー数ランキングは上位6人中5人が日本選手
今年の米女子ツアーで最も多くバーディー(それよりいいスコアも含む)を奪ったのは誰か? 答えは、あの日本人ルーキー。日本人選手歴代最多となる433個ものバーディーを奪ってツアー1位に輝いた。
米女子ツアーのデータに「バーディーorベター・トータル」という部門がある。バーディーかそれよりいいスコアの通算個数ランキングだ。
この部門で見事1位になったのが竹田麗央である。その数433個。内訳はバーディー420個、イーグル13個だった。
1992年からデータが残るこの部門で日本人選手が1位になるのは2023年の畑岡奈紗に次ぐ2人目である。畑岡はその年、374個(バーディー369個、イーグル5個)を記録している。
個数で最も多かった日本人選手は2016年野村敏京(現在はハル・ムーンの名で韓国登録)で418個(バーディー412個、イーグル6個)。この年の部門3位だった。竹田の433個はこの野村の個数を更新する日本勢最多記録となったわけだ。
433個はツアー全体でみても歴代8位というレベルの高さ。これまた日本人選手歴代最高となるパーオン率77.02%をマークして部門2位に入ったショット力を生かしてバーディーを量産したのである。

実はこの「バーディーorベター・トータル」の部門、日本人選手が上位を独占している。竹田に次ぐ2位は勝みなみで420個である。さらに3位に山下美夢有(380個)、4位に岩井明愛(379個)と日本人選手続く。5位(371個)は2人いて、1人は韓国のイ・ソミ、そしてもう1人が岩井千怜である。つまり、5位以内の6人中5人が日本人選手なのだ。
ただ、上位独占の背景には日本人選手はラウンド数が多いという事実があることを補足しておかなければならない。今年のラウンド数ランキングでは1位が竹田で114ラウンドだった。2位のナタリア・グーセバ(ロシア)が101ラウンドだから、ぶっちぎりの1位である。グーセバに次ぐ3位が勝の100ラウンド。山下は94ラウンドで6位につけている。岩井千怜は90ラウンドで10位タイ、岩井明愛は88ラウンドで14位タイだ。バーディー数は減ることはないからラウンド数が多ければ有利であることは間違いない。
来季はさらにバーディー数が伸びそうな竹田麗央
とはいえ、いくらラウンド数が多くてもバーディーを奪う力が劣っていれば上位には入れない。実際、ラウンド数2位グーセバの「バーディーorベター・トータル」順位は18位(332個)でしかない。日本勢はラウンド数の多さに加え、バーディーを奪う力が高いからこそ上位を独占できたのである。
竹田に限っていえば、あれだけ高いパーオン率をマークしたのだから、もっと個数を伸ばしていてもおかしくなかった。伸ばせなかった要因のひとつにパッティングに苦労したことがある。
竹田は年間女王に輝いた昨年、国内ツアーにおけるパーオンしたホールの平均パット数(国内ツアーは小数点以下4ケタ、米女子ツアーは小数点以下2ケタで表示している)が1.7519で部門3位だった。それが今年は1.80で部門74位と苦しんだ。
この部門、同じ日本人ルーキーで昨年(国内)と今年(米)を比較すると山下は1.7214から1.74とやや数字を落としたが、部門5位と上位に入っている。岩井明愛は1.7554から1.75と同レベル、岩井千怜は1.7629から1.75とむしろ良化している。竹田が一番、グリーン上でもどかしい思いを募らせていたわけだ。
逆に考えれば、来年はショット力を維持したままパッティングが復調すれば今年を凌駕(りょうが)するバーディー数を記録できるはず。それが実現すれば、年間女王の可能性も膨らんでくるのではないだろうか。
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