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- 「俺のスイングってこんなにダサいのか…」→小祝さくらのフォローをイメージすれば“チキンウィング”は解消できる
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回は国内女子ツアー通算12勝・小祝さくら(こいわい・さくら)選手のスイングに注目しました。
チキンウィングはエラーの原因にもなる
自分のスイング動画を見て、「こんなにカッコ悪い!?」と愕然としたことがある人は多いのではないでしょうか。その代表的な形が“チキンウィング”です。
チキンウィングとは、インパクト前後からフォローにかけて、左ヒジが体の後方に引けてしまうこと。正面から見ると、アドレス時の両腕と肩のラインの三角形が崩れ、四角形や五角形になってしまう動きです。

チキンウィングは形がカッコ悪いだけでなく、エラーの原因にもなります。
一つはカットスライス。ダウンスイング以降で左ヒジが引けるということは、体の左サイドにクラブを引き込むアウトサイド・イン軌道で振っているということ。ボールが左に飛び出してから、右へ大きく曲がる球筋になってしまうわけです。
また、左ヒジが引けるとフェースが開きやすくなるため、単純にボールがつかまらない要因にもなります。
さらに、左ヒジが緩んでいるということは遠心力を使えていない証拠。ヘッドスピードが上がらず球が飛ばない人は、チキンウィングが原因かもしれません。
ヘッドを放り投げるイメージでフォローを出す
修正するために参考にしてもらいたいのが、小祝さくら選手のスイング動画。トップから前傾姿勢をキープしてダウンスイングすると、インパクト後はヘッドがボールを追いかけるような軌道になります。
映像で分かりやすいのは、シャフトが地面と平行になった時のフォローのポジション。小祝選手の場合、後方からスイングを見た時に手元がしっかりと見えていますが、チキンウィングの人はこの位置で手元が体に隠れているはずです。
小祝選手のフォローの形をマネするには、ターゲットから斜め右45度の位置にスティックを置く練習がオススメ。インパクト以降、スティックの上をなぞるようにヘッドを右斜め45度方向のできるだけ遠くに出していきましょう。
左ヒジを曲げるスイングが体にしみついている人は、この方向にヘッドを出すのが難しいはず。手元を体から離し、ヘッドを放り投げるイメージでフォローを出すと左腕が伸びてきます。
この形がつくれない人は、まず右斜め45度方向のできるだけ遠い位置にヘッドを出すフォローをつくってみてください。左腕を伸ばして腰をしっかり回さなければ、この形はできません。形状記憶できたら、フォローの形を目指して実際にスイングすると、チキンウィングが解消されていくはずです。
フォローで左腕が伸び始めると、ヘッド軌道はアウトサイド・インからインサイド・アウトに変わっていきます。スライスに悩む人、手打ちで球が飛ばない人、そして何よりスイングを“カッコよく”したい人は、ぜひ小祝選手のスイング動画をチェックしてみてください。
小祝 さくら(こいわい・さくら)
1998年4月15日生まれ、北海道北広島市出身。8歳でゴルフを始め、アマチュア時代には「北海道女子アマ」や「全国高校ゴルフ選手権」などで優勝。2017年のプロテストに一発合格し、LPGA89期生としてプロデビューした。19年「サマンサタバサガールズコレクション」で初優勝。以降も着実に勝利を重ね、25年7月の「明治安田レディス」で通算12勝目を挙げ、7年(6シーズン)連続優勝を達成している。安定したショットと冷静なメンタル、そして自然体な人柄でファンからも愛されている。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。デビッド・レッドベターら世界中のコーチの教えを直接学んだゴルフスイングコンサルタント。現在は主にPGAツアーの解説者なども務め、ゴルフ最前線の情報収集を行っている。
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