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リブゴルフ“韓国チーム”結成の裏側… PGAツアーからアン・ビョンフン移籍に現地衝撃もキム・シウ、イム・ソンジェは拒否
リブゴルフの団体戦チーム「アイアンヘッズGC」が解体され、新たに「コリアンGC」が発足。PGAツアーで長く活躍してきたアン・ビョンフンをはじめ、ソン・ヨンハン、キム・ミンギュ、ダニー・リーが所属することになった。
韓国選手にもリブがもう一つの選択肢に?
PGAツアー(米国男子ツアー)で長年活躍してきたアン・ビョンフンが大きな決断を下した。
欧州ツアー2勝のアン・ビョンフンに加え、日本ツアー2勝のソン・ヨンハン、韓国ツアー3勝のキム・ミンギュが2026年シーズンからリブゴルフに移籍する。彼らは既存の「アイアンヘッズGC」を改称した新チーム「コリアンGC」のメンバーとして活動し、アン・ビョンフンがキャプテンを務めることになる。
「アイアンヘッズGC」にはもともと香妻陣一朗、米ツアー5勝のケビン・ナ(米国)、ダニー・リー(ニュージーランド)、チャン・ユビン(韓国)が所属していたが、リーのみが新たに発足した「コリアンGC」のメンバーとなった。
かつては拒否感の強かった「オイルマネー」を背景とする新勢力に、なぜ韓国のトッププロが身を投じたのか。現地メディアの分析からその背景を探る。

韓国でもこのニュースは一斉に報じられた。韓国メディア「ニュース1」は、「リブゴルフ発足から4年がたち、徐々にオイルマネーに対する拒否感が薄れ、韓国人選手たちも施錠を外し、果敢な決定を下し始めた」と伝えている。
同メディアは、「ソン・ヨンハンとキム・ミンギュは昨年、代わりの選手としてリブゴルフの大会に出場した経験があり、これがリブゴルフ参戦へ大きな影響を及ぼしたとみられる」と分析。さらに今回の移籍は多くのことを示唆しているとし、「当初は韓国選手の中でもリブゴルフに対する否定的な見解も少なくなかったが、今ではリブゴルフはもう一つの“選択肢”と見ている」とも伝えている。
リブゴルフが当初の「既存勢力との対立」から「主流への編入」へと路線をシフトしたことで、選手側の心理的障壁が下がったとも指摘。さらに、今回の移籍には韓国市場の戦略的価値が強く反映されていると分析する。
「ニュース1」は「K-POPやKフードなど韓国文化への関心が高まる中、韓国でのゴルフ熱が興行に役立つという可能性を昨年のリブ韓国大会の成功で確認した」と報じた。さらに「チーム名に『コリア』を冠し、国家のアイデンティティーを強調したのもその一環だ。これまでは海外同胞プレーヤーが中心だったチーム構成に、純粋な『韓国籍』のスター選手を配置する必要があった」とも伝えている。
実際にリブ側は、韓国の看板選手であるイム・ソンジェやキム・シウにも接触していたが、2人はこれを拒否。その結果、PGAツアーのベテランであるアン・ビョンフンを軸に、リブ参戦経験のあるソン・ヨンハン、キム・ミンギュを加える形となったという。
「金のためではない」アン・ビョンフンが抱えていた葛藤
一方、韓国「中央日報」は、アン・ビョンフンの移籍を単なるマネーゲームではなく、一人の“勝負師としての決断”として前向きに報じている。
同紙は「『金』のためかって? アン・ビョンフンの『切ない選択』」という見出しで、彼の内面に切り込んでいる。
アン・ビョンフンがPGAツアーで2150万ドル(約31億7500万円)以上の賞金を稼いでいることを前置きし、「『優勝がない選手の中で歴代最多賞金』との表現は、彼にとって毎回の息の根を止めるような、飽き飽きするほどの“かせ”だったはずだ」と指摘。その心理を次のように分析している。
「彼は、228試合に出場してトップ10に30回入りながら、5度の2位を記録した。優勝争いから遠ざかるたび、他の選手よりも数倍苦しみ、そのたびに繰り返される重圧と虚無感が彼の肩を押し潰してきたと思う。息の詰まる競争と優勝への強迫観念から離れ、自分自身と和解するための選択だ」と、リブ移籍への決断を肯定的に捉えている。
米ツアーで優勝へのきっかけをつかむため、新たな刺激を求めた結果とも受け取れる。
韓国メディアは、実利的な面でもリブ移籍のデメリットが解消されつつあると報じている。
「ニュース1」は、「かつては4大メジャー大会への出場が制限されていたが、現在はその門戸も開かれつつあり、今年からはリブの大会にも世界ランキングポイントが付与される可能性が高まっている」とメリットを強調。
アン・ビョンフンは「毎年、一般のトーナメントで勝つよりも、メジャーで勝ちたい」と語っている。韓国勢による新チーム「コリアンGC」の結成は、リブゴルフのリーグ構成に新たな風を吹き込むことになるのか――。精神的な解放を求めたアン・ビョンフンが、26年シーズンにどのようなゴルフを見せるのか。その動向に注目が集まる。
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