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- 全米女子OPの日本予選エントリーが「20分」で満員締め切り! 人気アイドルのチケット並み争奪戦に
今年6月に全米女子オープンが行われるリビエラCCを目指す予選が、日本でも受付開始直後に定員超えとなる異例の人気ぶりを見せた。夢舞台への挑戦が年々狭き門となる現状を追った。
6人分のエントリー中、4人目で「FULL」の文字
132人(+15人のウェイティング)の受け付け定員が今年もあっという間に“満員札止め”になってしまった。
今年6月、ロサンゼルスのリビエラCC(2028年ロサンゼルス五輪のゴルフ競技会場)で開催される第81回全米女子オープン。その出場権を争う予選競技は米国内外合わせて26会場で実施される。申し込み順となるエントリーの受付は日本時間の11日23時、全米ゴルフ協会(USGA)の専用サイトで一斉に始まった。
日本では4月20日に千葉県の房総カントリークラブ房総ゴルフ場の東・西コース(36ホール)を舞台に、今年も定員132名で行われることになっているのだが、受付開始から30分もたたずに同サイトには「FULL」=定員に達したとの表示。さらに15枠設けられたウェイティング(補欠登録)も、残り「ゼロ」となった。
人気アイドルのコンサートチケット争奪戦さながらである。

有力プロ・アマ選手が所属する某マネジメント事務所の担当者は「6選手からエントリー手続きを依頼されていました。それで受付開始の11時から一人ずつアプライ(応募)したのですが、4人目が終わったところで受付終了でした」。その間、わずかに20分ほどだったと明かす。
「申し込みは年々難しくなっています。日本の予選はジュニアのアマチュアにも本戦出場のチャンスがあるので、彼女たちも積極的に応募しますから、この状況は今後も続くでしょう」と予測する。
5人が本戦出場のチケットをつかんだ昨年(出場129人、うちアマチュア37人)も、うち1枚はJGAナショナルチームの長澤愛羅が獲得している。
日本の定員は米本土の会場に比べ2倍近く多い
そこで、このマネジメント担当者は「JGA(日本ゴルフ協会)にはお願いしているんです。エントリーも難しい日本の現状をUSGAにしっかりと伝えて、出場人数の増加とか、予選会場の増設を検討してもらいたいと。出場人数の増加はUSGAは歓迎でしょうから、なんとか善処してもらいたいですね」という。
2年前には、自らのエントリーミスで気が付いたときには既に定員に達していたという仁井優花が、「それでもどうしても全米女子オープンに出たい」という思いから、ハワイ開催の予選に挑戦(しかも、国内ツアー競技を休まず)。出場35人のトップ1名だけに与えられるチケットを見事ゲットしたという“熱血話”があった。
こうした厳しい状況は、むろんJGA側も把握している。
「枠が埋まるのが年々早まっていることは承知しています。昨年からは、翌朝確認した時には既に定員に達しているという状況になっています。それでも、米国本土など他会場の定員が70~80人までに対し、日本はアジア・パシフィック地区で唯一の予選会場のため、130名以上の大きな参加人数になっています。これ以上増やすことは日没の問題もあり(1日36ホール競技)、現実的に難しいと思います」とJGAの競技担当者は話す。
もちろん米本土は多くの会場が設定されているため、日本の1カ所しかないアジア・パシフィック地区と単純比較はできないものの、それだけ広範囲をカバーしているわけだから、もし会場を増やすにしても2会場目も同じ日本国内でいいのか、という議論は当然あるだろう。
いずれにせよ、日本における全米女子オープンの予選エントリー狂騒曲は、しばらく鳴り止みそうにない。
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