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- なぜ急に強気になったのか―― 政田夢乃に「優勝&リコー出場」を決意させた“初対面の先輩”からの金言
ツアー3年目の政田夢乃(まさだ・ゆめの)が「優勝&リコーカップ出場」を今季目標に掲げた。控えめな姿勢を変えたきっかけは、先輩・佐伯美貴から受けた“高い目標を持て”という助言だった。
昨年終盤は練習量を抑え、予選落ちを回避
◆国内女子プロゴルフ
INTLOOPグループレディースカップ 2月15~16日 平川カントリークラブ(千葉県) 6388ヤード・パー72
9か月にわたる長丁場の国内女子ツアーでは、シーズンを通してベストパフォーマンスを発揮するために、疲労を残さないことも重要なテーマとなる。ツアープロとして経験を重ねるとペース配分を理解してくるが、キャリアが浅い選手ほどオーバーワークになりがちだ。昨年、初めて開幕戦から参戦したツアー2年目の政田夢乃も、その一人だった。
「指定練習日が2日間ある場合、どうしても両日とも練習ラウンドをしてしまっていました。夏場の暑い時期でも、ラウンド後にドライビングレンジでボールを打つなど、結構無理していたと思います」。目いっぱい練習しなければ結果を出せないという不安が、疲れた体を動かしていたのだろう。2024年は出場20試合中2試合しかなかった予選落ちが、2025年は33試合中12試合に増加。特に6月から8月にかけて予選落ちが集中した。

その反省から、シーズン途中で月曜日を完全オフにするなど練習量を調整し、疲労軽減に取り組んだ。体力的に余裕が生まれたことで終盤7試合はすべて予選を通過。オフシーズンには体力強化のトレーニングにも取り組み、疲れにくい体づくりを進めたというだけに、今季は昨年以上の結果が期待される。
先日開催されたINTLOOPグループレディースカップでは、昨年より一回り大きくなった体つきだけでなく、ドライバーショットの飛距離アップも見て取れた。ただ、それ以上に報道陣を驚かせたのはコメントの内容だった。これまでは「シード権獲得」が目標と語っていたが、今回は「優勝して(最終戦の)JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップに出場することです」と断言。真意を聞くと、納得の答えが返ってきた。
「昨年末、キャロウェイのイベントで佐伯三貴さんにお会いしたとき、『ラインぎりぎりの目標を立てていたら絶対に上には行けない。もっと高い目標を立てなさい』と言われたんです」。それまで会話したことはなかったものの、ツアー通算7勝の先輩からの言葉は政田の心に強く響いた。「今年はリコーカップに行くぞ!」という気持ちが自然と湧いてきたという。
中学、高校時代には全国大会優勝の経験もある政田。同じ北海道出身で2学年上の小祝さくらが「夢乃ちゃんは昔から上手かった」と語るほど、そのポテンシャルは高い。ケガに悩まされ、プロテストは5度目の挑戦で合格したが、諦めない強い気持ちは今も変わらない。ツアー3年目となる今季、優勝カップを掲げる姿は決して想像しにくいものではない。唯一の懸念があるとすれば、再びオーバーワークに陥らないことだろう。(千葉市/山西英希)
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