- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 日本勢に影響必至の米女子ツアー最終予選会“日程前倒し” 変更理由をコミッショナーに直撃すると?
米女子ツアーのQシリーズ・ファイナルが11月開催に変更。日本の終盤戦と真っ向から重なり、米挑戦を目指す選手は“国内最終戦か、来季への切符か”という難題に直面する。夢を取るか、実績を取るか。決断の重みはこれまで以上だ。
昨年の最終予選会は悪天候で日程を短縮
日本ツアーから来季、米ツアーを目指す選手たちは、シーズン終盤に難しい選択を迫られることになる。
日本より一足早く開幕し、すでに2試合を終えたLPGA(米女子)ツアーでは、今年も日本勢の活躍が期待される。
2025年は西郷真央、山下美夢有がそれぞれメジャーで優勝。畑岡奈紗が待望のツアー7勝目を挙げ、竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜も優勝して勝ち星は全部で7つと、一大勢力になっている。
さらに、下部のエプソンツアーから這い上がった原英莉花、Qシリーズ・セカンドステージからの櫻井心那の2人が加わり、今年は総勢15人。出場資格によって出られる試合数は違うが、序盤から上位で存在感を示している。

日本勢の活躍の影響もあり、海外志向の選手は年々増えている。そのルートの一つであるQシリーズ・ファイナルステージの日程が、昨年までの12月から11月(19~23日)に変更されたからだ。
今季2戦目の「ホンダLPGAタイランド」終了後、昨年7月に就任した第10代コミッショナーのクレイグ・ケスラー氏がリモート会見。日程変更について、事情を確認した上で後日あらためて返答した。その内容をまとめると、これまでセカンドステージとファイナルステージの間が空きすぎていたこと、12月より11月の方がより良い天候や長い日照時間を確保できることが、変更の大きな理由とされている。
確かに昨年はセカンドステージが10月15~18日。ファイナルステージは12月4~8日。日本から出場した櫻井が、この合間にいったん日本に帰って4試合に出場したほど間隔が空いている。
また、ファイナルステージは悪天候で第1ラウンドが翌日に順延され、その後もサスペンデッドがあるなどして5日間90ホールの予定を72ホールに短縮。天候、日照時間に苦慮したのはまちがいない。
この決定は選手からの意見(フィードバック)を聞いたものであること、18カ月にわたってツアーや関係者とコミュニケーションを取って、選手たちが1年で最も重要な1週間に向けて最良の状態で臨める環境を整えるためのものであることも付け加えられた説明は筋が通ったものでもある。
フルフィールド最終戦の「大王製紙エリエールレディス」と同週に
ただ、米国とはシーズンがズレる日本からの参戦は、これまで以上に考えなくてはならなくなる。米国の最終戦「CMEグループツアー選手権」は11月19~22日。Qシリーズ・ファイナルステージとぶつかるが、そもそもQシリーズ行きの選手は最終戦に出られないので何の問題もない。
一方、日本はこの週がフルフィールド最終戦の「大王製紙エリエールレディス」で、翌週が最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」。米国のファイナルステージに出るならエリエールには出られず、前乗りするなら前週も欠場する選手も出るかもしれない。さらにリコーカップもとんぼ返り必須となる。
これまでも、Qシリーズに挑むには日程調整が必要で、特にセカンドステージからだと難しかったが、ファイナルだけでも日本の終盤戦と天秤にかけなくてはならなくなった。
もっとも、Qシリーズを突破すれば来年の主戦場は米国となり、日本に帰ってこられるのは数試合となるのだから、この時点で迷いを捨てるのは当然と言えば当然。むしろ今まで以上に強い決意を持って米ツアーに挑む選手が増えるのかもしれない。
最新の記事
pick up
ranking











