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- マキロイが放った“衝撃の一打” ギャラリーの頭上を狙ったドライバーショット…その結果は?
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回はPGAツアー「アーノルド・パーマー招待」2日目の10番ホールでローリー・マキロイ選手が放ったティーショットに注目しました。
ショートカットに成功してバーディーを奪取
PGAツアー「アーノルド・パーマー招待」で、ローリー・マキロイ選手が興味深いティーショットを打ちました。
大会2日目の10番ホール、右ドッグレッグのパー4(381ヤード)で左サイドに大きな池が広がるシチュエーションです。
マキロイ選手のスタンス向きは、右サイドのラフよりも明らかに右。近くで観戦しているギャラリーの方を向いて構えたのです。

大きく右を向いた理由は、ショートカットを狙ったから。このティーショットはギャラリーの頭上を越えただけでなく、その後ろの建物や木も越え、ハイドローの美しい弾道でピンまで残り約40ヤードのフェアウェイに着弾。2打目を3メートル強に寄せて、見事にバーディーを奪いました。
こんなショットが打てるのは、昨シーズンのドライビングディスタンスで2位(323ヤード)に入るほどの飛距離を誇る彼だからこそ。また、ドローボールが持ち球のマキロイ選手の場合、コースなりに攻めるとドローがキツくなった時に左サイドの池につかまったり、飛びすぎて突き抜けてしまう危険性もあります。
彼の飛距離と持ち球でショートカットを狙えば、ドローがかかりすぎても池に入る可能性はなく、すっぽ抜けてもボールはコース内に留まります。“あさっての方向”に構えたショットですが、マキロイ選手にとっては最適なルート選択といえるでしょう。
大切なのは“セットアップ”
さて、木越えや丘越えでショートカットを狙いたくなるシチュエーションは一般ゴルファーの皆さんにも訪れます。そんな時、どんなことに気を付けていますか?
まず、重要なのはセットアップです。ティーアップはいつもより高めにして、ボール位置は球一個ぶんくらい左側にセットしましょう。通常のドライバーショットで左足カカト線上を基準にしているなら、左足ツマ先の前あたりです。
セットアップでは“視線”も大切なポイント。高い弾道をイメージし、最高到達点を見ながら構えてください。高い所を見て構えると、軸が自然に右に傾いてアッパー軌道で打つ準備が整います。このアドレスをすると、アドレス時にボールの頂点ではなくボールの後ろ側を見て構えることになります。
スイングで意識してもらいたいのはフォローの出し方です。イメージした弾道をなぞるようにヘッドを出していくと、インサイド・アウトのアッパー軌道になって高弾道を打ちやすくなります。
ここで気を付けたいのは、ダウンスイングでボールを上げにいかないこと。軸をさらに右に倒すと、あおり打ちになってダフリやトップが出やすくなるので要注意。アドレスの軸を最後までキープすることを心掛けましょう。
木越え、丘越えのショートカットや池越えのティーショットを打つ時にぜひ参考にしてください。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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