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- 27歳で5回目は日本選手“圧倒的”最年少記録! 畑岡奈紗のホールインワン記録が異次元すぎる
畑岡奈紗が米女子ツアー通算5度目のホールインワンを達成し、岡本綾子に並ぶ日本人最多タイ記録に到達。数々の偉業を重ねてきたエースの軌跡と、さらなる記録更新への期待を振り返る。
5回目のエースは岡本綾子と並ぶ日本人最多タイ
米女子ツアー「フォード選手権」で畑岡奈紗が自身同ツアー5回目のホールインワンをマークした。通算5回は、あのレジェンドに並ぶ米女子ツアー日本人最多記録だ。
数々のホールインワン記録を持つ畑岡が久しぶりに「1」をマークした。「フォード選手権」第3ラウンドの15番パー3。実測133ヤードのこのホール、追い風の中、ピッチングウェッジで放った畑岡の1打がカップに沈んだ。畑岡自身、米女子ツアーで5年ぶり通算5回目のホールイワン達成である。
初めてのホールインワンは米女子ツアー参戦2年目の2018年5月の「キングスミル選手権」第1ラウンド17番で決めたもの。163ヤードを5番アイアンで沈めてみせた。当時まだ19歳だった。
2回目はわずか1カ月後の「マイヤーLPGAクラシック」第3ラウンドの14番での出来事だった。米女子ツアーにおける同一シーズンで2回のホールインワンは上原彩子に続く日本人2人目の記録となった。

2021年の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」では驚異的なことをやってのける。まずは第1ラウンド11番、132ヤードを9番アイアンで決めると、翌日には190ヤードの6番で5番アイアンを使ってまたもやエース。同一トーナメント2ラウンド連続のホールインワンはツアー史上4人目の快挙となった。3人目は2016年「カナディアンパシフィック女子オープン」の上原彩子で、日本人選手が続けてミラクルを起こしたわけだ。
この「ウォルマートNWアーカンソー選手権」、畑岡は2ラウンド連続ホールインワンが効いて首位タイで最終日に入るとミンジ・リー(オーストラリア)らとの競り合いを制して米女子ツアー通算5勝目を飾っている。2ラウンド連続ホールインワンをやってのけて、なおかつそのトーナメントで優勝したのは畑岡が初めてだった。これもまた歴史的な偉業である。
この時、畑岡は22歳。米女子ツアーでホールインワンを4回マークした日本人選手は岡本綾子、小林浩美に続く3人目(後に上原彩子も4回目を記録)だったが、20歳代での達成は畑岡が初。圧倒的な最年少記録となった。国内ツアーの4回目最年少は新垣比菜の24歳326日で、畑岡は日米両ツアー通じての日本人選手最年少記録保持者である。
そして今回のホールインワンで通算5回目。これは岡本に並ぶ米女子ツアー日本人選手最多記録だ。
歴代最多はウィットワースの11回
岡本が5回目のホールインワンを出したのは1990年の「ナビスコ・ダイナショア」第1ラウンド17番。171ヤードを4番アイアンで達成している。当時38歳だった。
畑岡は岡本よりはるかに若い27歳での5回目達成となる。ちなみに国内ツアーの5回目最年少記録は永井奈都の29歳291日。畑岡はまたもや国内ツアー最年少記録を超えたことになる。いかにホールインワンが多い選手であるかが分かるデータである。
岡本と畑岡では5回目達成時の年齢に大きな開きがあるが、米女子ツアー参戦からの年数では2人ともに10年目で同じである。岡本が5回目を決めたのは3月29日、畑岡は3月28日とわずか1日違いだった。
米女子ツアー記録集によるとホールインワン最多記録保持者は1960年代から80年代にかけて長く活躍したキャシー・ウィットワース(米国)で何と11回である。歴代2位はミッキー・ライト(米国)ら4人の8回だからダントツだ。ウィットワースは勝利数でもツアー最多の88勝をマークしている歴史に残る名選手。強さだけでなくホールインワンでも見る者を魅了していたわけだ。
まだ27歳の畑岡は、これからホールインワン数をさらに伸ばしていくことが十分に期待できる。どうせなら不滅の大記録であるウィットワースの11回に迫るくらいのホールインワンを決めてほしいものだ。
宮井善一(みやい・ぜんいち)
1965年和歌山県生まれ。スポーツニッポン新聞社ゴルフ担当記者を経て2004年にフリーのゴルフライターに。ゴルフ雑誌などへの執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動し、現在は日本ゴルフ協会のゴルフ学芸員として日本ゴルフ殿堂、JGAゴルフミュージアムなどに携わっている。元世界ゴルフ殿堂選考委員。
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