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- 韓国“怪物アマ”が再上陸 17歳で280ヤード級…「去年より飛んでいると思う」
昨年の日本ツアーで平均272ヤード超を記録した韓国17歳アマのオ・スミンが再来日。「去年より飛んでいる」と飛距離アップを明かした。日本選手の技術や環境から学びを得ながら、今秋のプロ転向も見据える。
「さらに飛距離は伸びていると思う」
◆国内女子プロゴルフ メジャー第1戦
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月7~10日 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県) 6718ヤード・パー72
「去年よりもっと飛ぶようになったと思います」
照れながらもさらりと語ったのは、17歳の韓国アマチュア、オ・スミンだ。
韓国の“怪物アマ”が、再び日本ツアーの舞台に戻ってきた。衝撃を与えたのは、昨年出場した「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」だった。173センチのスリムな体から放たれる豪快なドライバーショットを武器に、4日間平均272.75ヤードを記録。ツアー屈指の飛ばし屋として知られる穴井詩を上回り、ドライビングディスタンス1位をマークした。計測ホールでは300ヤード超えも叩き出している。

現在は韓国ナショナルチームに所属。今大会が日本ツアー3試合目となる。4月には千葉・房総カントリークラブで行われた全米女子オープン日本予選会を突破し、本戦切符も獲得した。
気になる“現在の飛距離”について聞かれると、「正確な数値はまだ確認していないのですが、去年の『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』の時より飛距離は伸びていると思います」と、少し照れた様子で語った。
日本選手のアプローチ技術に学び
昨年は東コース開催だったが、今年は西コースが舞台。コースの印象については、「去年よりフェアウェイは広いけれど、その分コース全長が長くなった印象があります」と分析した。
「ティーショットをしっかりフェアウェイに置くことが重要だと思います」
「フェアウェイを外すと長い番手が残って難しくなる。だからフェアウェイキープがすごく大事だと思いました」
冷静にコース攻略を見据える一方で、日本選手たちの技術力にも大きな刺激を受けたという。
「一緒に回った選手たちのアプローチを見て、本当にたくさん学びました。みなさん本当に上手だったので、『こうやって打つんだ』と感じることが多かったです」
父が語る「日本選手の技術は想像以上」
さらに、日本ツアーの環境面にも感銘を受けていた。
「グリーンの状態が本当に良くて、最初はすごく驚きました。韓国でもここまで状態の良いグリーンは、あまり経験したことがないです」
帯同する父親も、日本でプレーする意義をこう語る。
「日本に来る理由は、娘がここで学ぶことが多いからです。去年、日本で試合をして本当に多くを学んだと話していました。特にグリーン周りや日本選手たちの技術は、想像していた以上でした」
環境の充実度や技術レベルの高さから、日本ツアーには学ぶべき点が多いと、多くの韓国選手が実感しているという。
9~10月にプロ転向予定

今年9月に18歳を迎えることから、「9~10月にプロ転向する予定です」と明かした。今後は米女子ツアーのQスクール挑戦に加え、「機会があれば日本ツアーのQTも視野に入れています」と語り、幅広い選択肢を見据えている。
昨年大会では予選を通過し、ベストアマチュアを獲得。ただ、順位は通算14オーバーの68位タイだった。今大会へ向けては、「まずは予選通過。そしてトップ10に入りたい」と目標を掲げる。
最後に、これほどの飛距離を生み出す秘訣について尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「中学生くらいから『もっと飛距離を伸ばさないといけない』と思って、たくさんボールを打ってきました。トレーニングも頑張ってきましたし、もっと遠くへ飛ばしたいという思いは、今もずっとあります」
天性のパワーだけではない。体の使い方、下半身の強さ、そしてスイングスピード向上への積み重ねが、いまの飛距離につながっているようだ。2年連続ベストアマチュア獲得を狙うオ・スミン。まずは、さらに進化したというドライバーショットに注目が集まる。(茨城県つくばみらい市/金明昱)
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