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日本選手も過去に被害… 韓国チーム“無法状態”チーム再編とバラバラな選手たち 資金難で迷走するリブゴルフ
サウジアラビア政府系ファンドの支援が2026年で終了するリブゴルフ。存続に向けCEOや一部選手が奔走する一方、ルール無用のチーム再編や静観を貫く大物選手など内部はバラバラ。崩壊寸前な「無法地帯」の内情に迫る。
「リブゴルフの今季残り4試合はすべて開催が危うい」
デシャンボーはリブゴルフのために奮闘しているが、デシャンボーと同じベクトルで動いている選手は今のところ見当たらない。
どちらかと言えば、ラーム同様リブゴルフの今後に関しては「なるようになる」ことを待っている選手の方が多く、自分自身のことで精いっぱいという姿勢が、あっちにもこっちにも見て取れる。
スコット・オニールCEOは「26年いっぱいは予定通りだ」と宣言し、先週はスペイン大会が開催されたものの、6月に開催されるはずだった米ルイジアナ大会は早々に延期が決まり、「秋頃に、規模を縮小してエキシビションとして開催予定」とすでに発表している。
今季の残り試合は7月の英国大会と、8月は米国内でニュージャージー大会、インディアナ大会、そして最後はミシガン州でチームチャンピオンシップが予定されているが、これら4試合も、ルイジアナ大会同様、延期や縮小にならないとも限らない。
折しも先週のスペイン大会終了直後、リブゴルフの幹部の一人が米フロント・オフィス・スポーツに明かした話として、「リブゴルフの今季残り4試合は、すべて開催が危うい」という記事が、米ゴルフウイークから発信されたばかりだ。
このリブゴルフ幹部いわく「PIFから、いつお金の流れが止められるかを、リブゴルフ上層部は誰一人として知り得ていない」とのこと。リブゴルフの現状は、いつ何が起こっても不思議ではなく、まさに「何でもアリ」の混沌状態である。
残り4試合の開催可否も、来季以降の存続も、すべては新たな出資者を獲得できるかどうか次第だ。
リブゴルフが新たな出資者に求めようとしている投資額は、年間2億5000万ドル~3億5000万ドルと言われている。この金額が得られれば「2年で利益を出せるようになる」と豪語しているオニールCEOは、27年はこれまでの年間14試合を10試合へ縮小し、少ない試合数で効率アップを図ろうとしている様子である。
しかし、投資家からの信頼を得るためにも、まずは内部の規律や規範、風紀が乱れないよう、足元から引き締め、「何でもアリ」の状況を食い止める必要があるのではないだろうか。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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