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【女子最終プロテスト】18歳の佐久間朱莉がトップ合格!双子の岩井姉妹ら22人が合格

コロナ禍の影響で延期となっていた2020年度「JLPGA最終プロテスト」が4日間の日程を終え、4アンダー20位タイまでの22人が合格を勝ち取った。JGAナショナルチームメンバーの佐久間朱莉(しゅり)が、通算18アンダーでトップ合格を勝ち取った。

◆<JLPGA最終プロテスト 6月22日~25日 茨城・静ヒルズカントリークラブ 6337ヤード・パー72>

18歳の佐久間朱莉がトップ合格!

 昨年、新型コロナウイルスの影響で中止になった2020年度の「JLPGA最終プロテスト」が行われ、第1次、第2次予選通過者、TP単年登録選手や特別資格を持った選手たち計103人が出場し、上位20位タイまでの合格ラインを目指した。

佐久間朱莉が堂々のトップ合格 写真:Getty images

 4日間をトータル18アンダーとし、2位に3打差をつけてトップ通過を果たしたのは18歳の佐久間朱莉(しゅり)。ジャンボ尾崎アカデミー出身で、JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチーム出身のエリートは、初日を67の3位で発進すると、2日目に66でトップに立ち、残り2日間も後続に隙を与えることなく逃げ切った。

 ジャンボからは「普通通りにやれば大丈夫だ」と発破をかけられて挑み、「トップ合格を目指したい」と意気込んでいた通りの結果となった。

 試合後は、「1年半くらいずっとプロテストでトップ通過することを目標に頑張ってきたので、うれしいのと安心した気持ちが両方あります」と笑顔を見せていた。

 注目の双子ゴルファー、岩井姉妹の姉・明愛(あきえ)は12アンダーの3位、妹・千怜(ちさと)は7アンダーの9位で合格した。

双子の岩井姉妹も揃って笑顔(左:姉・明愛 右:妹・千怜) 写真:Getty images

 今回のプロテスト合格者は、10月7日から沖縄県のかねひで喜瀬カントリークラブで行われるステップ・アップ・ツアーの「かねひで美やらびオープン」から、同ツアー14試合(今年は日本と台湾共催の「日台交流うどん県レディース」を除外した2試合、来年は12試合)に出場が可能。さらに2021年のJLPGA(レギュラー)ツアーには、推薦で上限4試合まで出場できる。
 そのほか、トップ合格の佐久間には、2021年度のクォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージからの出場権も与えられる。

 ちなみに今年は、秋にも21年度のプロテストが行われる予定となっている。

■2020年度 JLPGA最終プロテスト合格者

1位 佐久間 朱莉 -18
2位 松本 珠利 -15
3位 岩井 明愛 -12
4位 内田 琴子 -11
5位 橋添 穂 -10
6位 後藤 未有 -9
7位T
工藤 優海 -8
リ ハナ -8
9位T
小倉 彩愛 -7
岩井 千怜 -7
11位T
薮田 梨花 -6
平井 亜実 -6
浜崎 未来 -6
阿部 未悠 -6
植手 桃子 -6
16位T
フォン スーミン -5
篠崎 愛 -5
山田 彩歩 -5
上野 菜々子 -5
20位T
桑木 志帆 -4
東 風花 -4
奥山 友梨 -4

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佐久間朱莉が堂々のトップ合格 写真:Getty images
双子の岩井姉妹も揃って笑顔(左:姉・明愛 右:妹・千怜) 写真:Getty images
満面の笑顔の佐久間朱莉 写真:Getty images
1位のボードを指差しVサイン 写真:Getty images

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