渋野日向子は東京五輪代表に届かず「出られないのは悔しいけれど…」

渋野日向子が東京五輪代表への望みをかけて挑んだ最後の試合「KPGM全米女子プロゴルフ選手権」を、通算1オーバーの40位タイで締めくくった。代表入りの最低条件だった5位以内には届かなかった。

◆海外女子プロゴルフ<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 6月24日~27日 米国・アトランタアスレチッククラブ・ハイランズC(ジョージア州) 6831ヤード・パー72>

トラブル乗り越えた渋野日向子が40位タイで米ツアー遠征終了

 渋野は第2ラウンド終了後に帯同キャディが新型コロナウイルスの陽性判定を受け、急遽、地元のハウスキャディとコンビを組むことになった。

 第3ラウンドでは意思疎通がうまくいかなかったのか17番パー3で池ポチャを連発して「10」を叩くなどして崩れ、ホールアウト後には涙を流していた。

 そんな中で迎えた最終日。68位からスタートしたものの6バーディー、1ボギーの67で巻き返し、通算1オーバーの40位タイで大会を終えた。

 代表入りの最低条件だった5位以内には届かなかったが、その表情は晴れ晴れしていた。

「初めから攻めていこうという気持ちで、それを最後まで貫けたのはすごく良かったと思う。できれば(スコアを)ゼロに戻したかった気持ちはあった。攻めた結果がこれなので悔いはないです。五輪に出られないのはすごく悔しいですけど、自分の今できることはやり切ったと思います。(畑岡)奈紗ちゃんと(稲見)萌寧には本当にめちゃくちゃ頑張ってほしい」

 3か月にも及ぶ渋野の米ツアー遠征はここで一旦、区切りとなる。出場は7試合で、最高成績はピュアシルク選手権の31位。期待されていたANAインスピレーションと全米女子オープンのメジャー2大会は予選落ちしたが、今大会はようやく予選を通過することができた。

 結果は思わしくなかったが、それ以上にここにいなければできなかった経験や学びのほうが大きかったに違いない。

「今週のようなゴルフができていけば、次にアメリカに来るときにはもっと戦えているんじゃないのかなと思う。良かったところ、悪かったところをしっかり復習して、次に向けて頑張りたい」

米国遠征の経験を今後に生かしたい(写真は第1R) 写真:Getty images

 日本に帰国後は、国内女子ツアーの「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」(7月16日~18日 茨城・イーグルポイントGC)から復帰予定だ。ちなみに今季(2020-21)、渋野は日本ツアーに10試合出場で賞金ランキングは51位(6月27日現在)。

 翌年の賞金シードが与えられる上位50人に入れるかどうかは、今後の結果次第。米ツアーでの経験を生かして巻き返しを図りたい。

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