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- 「次につながるラウンドに」勝みなみが粘りのゴルフで2位タイ
最終ラウンドを6アンダー・2位タイから出た勝みなみが、4バーディー、1ボギーの「69」で回ったが、トップに1打及ばず通算9アンダーの2位タイで終えた。
◆国内女子プロゴルフ<資生堂レディスオープン 7月1日~4日 神奈川・戸塚カントリー倶楽部 6570ヤード・パー72>
勝みなみ 最終ホール意地のチップインも1打及ばず

勝みなみは第1ラウンドを7バーディー、1ボギーの「66」で回って最終ラウンドを迎えた。出だし1番からバーディーを奪取。2番をボギーとしたが5番、7番でバーディーを奪って優勝争いに食い込んだ。
だが、後半はパープレーが続き、首位の鈴木 愛と2打差で迎えた最終18番。3打目をチップインさせ意地のバーディーを奪ったものの、1打及ばず通算9アンダーの2位タイで大会を終えた。
「本当にいい位置にいたので、優勝も狙いつつ楽しくラウンドできたらいいなと思っていました。結果的に2位という形で、ちょっと悔しいなという気持ちがあります。でも今日は本当に粘りのゴルフができました」
勝は5月のリゾートトラストレディスで今季初優勝し、通算4勝目を手にした。今大会は惜しくも勝てなかったが、それでも大きな手ごたえを感じていた。
「ショットが本当によくなっていて、特にパー3のティショットが右に行く球が多く不安があったのが、だんだんと良くなってきました。今回の試合で自信になりました」
気持ちが上向くと、あれこれと考える余裕が生まれるもの。
「私、車が欲しいんですよ。でも自分でどの車が欲しいとかがあまりないので、優勝して車がもらえたらそれがいいなと思っているんです。今回は逃したので、次こそ車を持ち帰りたいなと思います」

先週7月1日に23歳の誕生日を迎えた。今後の抱負について聞かれ、「趣味というか、何かを習得したいです。掃除とか料理とか、無の時間を作ってゴルフに生かせればいいなと思っています」と笑う。そう思うのは、「ゴルフははまってやっているから、ゴルフのことばかり考えちゃうから」だそうだ。
時には頭を休めることも確かに大事だ。それでも四六時中、ゴルフが頭から離れないのは、うまくなって勝ちたいからこそ。その貪欲さがあれば、今季2勝目も手に入るはずだ。
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