単独首位浮上の“小さな巨人”西村優菜 史上最長コースの攻略法とは?

ツアー通算2勝の西村優菜が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーの単独首位に浮上した。

◆国内女子プロゴルフ<ニッポンハムレディスクラシック 2日目◇9日◇北海道・桂ゴルフ倶楽部 6763ヤード・パー72>

ツアー史上最長コースを6本のウッドで攻略

 今大会のコースは1998年のツアー制度施行以降、最長の6763ヤード。「やっぱり飛距離はほしい」と飛ばし屋に憧れを持つのが、身長150センチの西村優菜だ。

 今季のドライビングディスタンスは229.83ヤードの67位。ロングヒッターが有利になることが予想された今大会は、西村には不利な状況でもあった。

現在賞金ランキング4位の西村優菜 写真:Getty images

 西村の組は東京五輪代表の稲見萌寧、ツアー1勝の河本結で注目度も高く、初日から多くのギャラリーがついて回った。

 そんな中、西村が選んだ最長コースの攻略法はウッド。第1ラウンドは3番ウッド、5番ウッド、7番ウッド、9番ウッド、6番ユーティリティーと6本のウッドをセカンドショットで駆使して、4バーディー、ボギーなしのゴルフを展開し、「ショートウッドは飛ぶ選手のアイアンに負けないくらいの自信はある」と語っていた。

 第2ラウンドでもバーディーを奪った9番、13番ホールのセカンドは6番ユーティリティーを使用。きょうは天気も良かったため、「昨日よりも短い番手を持てました。結構アイアンを打てるホールも多かった」と、ウッドとアイアンで精度の高いセカンドショットを繰り出し、テンポのよいゴルフでスコアをまとめた。

 気づけば6バーディー、2ボギーの68、通算8アンダーの単独首位に浮上。“小さな巨人”が、モンスターコースをいとも簡単に制す姿は爽快でもある。

「4日間大会では難しいコースが多いので、自分に合っている。ゆっくりスコアを出していく方が自分のスタイルに合っている。あまりビッグスコアを出せる選手ではないのでコツコツといきたい」

 ムービングデーの明日が勝負。5月の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」以来の今季3勝目も近づいてきた。

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