【東京五輪】松山英樹はメダル獲得ならず、シャウフェレが金メダル!

地元開催のオリンピックで金メダルを狙った松山英樹だったが、わずかに及ばず4位タイに終わった。

◆東京五輪ゴルフ<男子 7月29日~8月1日 埼玉県・霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース 7447ヤード・パー71>

マスターズと同じ松山・シャウフェレの最終日最終組

 東京オリンピック男子ゴルフの最終ラウンドで、松山は首位のザンダー・シャウフェレ(米)に1打差の通算13アンダーでスタート。逆転での金メダルを目指した。

新型コロナ陽性からの復帰初戦ながらメダル争いに加わった松山英樹 写真:Getty images

 今年のマスターズでも最終日最終組で優勝を争ったシャウフェレ、そして英国のポール・ケイシーとの最終組。先手を取ったのは単独首位スタートのシャウフェレだった。1番、2番連続バーディーで松山との差を一気に3打に広げる。対する松山は6番までスコアカード通りの我慢のゴルフが続いた。

 シャウフェレは5番、8番でもバーディーを重ねて通算18アンダー。独走態勢に入ったかに見えた。松山は7番で初めてバーディーを奪ったが、8番ボギー、9番バーディーと一進一退のプレーのままフロントナインを終える。

 最終組の戦いをよそに、猛チャージをかけたのが7組前でプレーしていたローリー・サバティーニ(スロバキア)だ。1イーグル、10バーディー、2ボギーの10アンダー「61」で回って先に通算17アンダーでホールアウト。後続を待った。

 バックナインに入ると、11番、12番連続バーディーの松山が2打差に迫る。シャウフェレのプレーもスキのないフロントナインとは違うものになり、優勝争いは白熱した。

 14番でシャウフェレがこの日最初のボギーを叩き、通算17アンダーに後退した時、松山がイーグルを奪えば並んだのだが、バーディー止まり。次の15番のボギーで流れも手放してしまった。

 シャウフェレは17番で起死回生のバーディー奪取。サバティーニが待つ18番もパーで切り抜け、通算18アンダーで優勝した。

松山英樹は7人のブロンズプレーオフで敗れ東京五輪を終えた

 シャウフェレの金、サバティーニの銀メダルは決定。だが、通算15アンダーの7人が銅メダルを巡るプレーオフに突入した。

 4人と3人の2組で始まったプレーオフに臨んだのは、松山、ローリー・マキロイ(アイルランド)、コリン・モリカワ(米)、ポール・ケイシー(英)、セバスチャン・ムニョス(コロンビア)、ミト・ペレイラ(チリ)、C・T・パン(台湾)の7人。

 1ホール目の18番で、松山はグリーン左のラフから寄せきれずボギー。ケイシーとともに脱落する。

 続く10番(パー3)は5人全員がパーで切り抜け、3ホール目の11番でバーディーを奪ったモリカワとパンが、4ホール目にコマを進めた。そして、この日3度目の18番で、全英オープン王者のモリカワはパーを取れず、きっちりとパーで収めたパンが銅メダルを獲得した。

 新型コロナウイルスに感染して全英オープン決用を余儀なくされ、体調も思うに任せずようやく今大会に間に合った松山。それでも最終日、最終組で優勝争いを繰り広げたのはさすがだが、マスターズ優勝に続く栄冠には手が届かなかった。

「なかなか思っているパフォーマンスが出せなかった。今日のプレーは、追いついて追い越せそうな雰囲気もありながらうまくいかず、自分の壁を感じた。金(メダル)目指してやった。18番バーディーで終われれば銅(メダル)だとわかっていたけれど決めきれず。悔しさしか残らなかった。オリンピックの評価がどういうものになるかわからないけど、メダルを獲りたかった」と、松山は悔しそうに4日間を振り返った。

 もう一人の日本代表、星野陸也は、この日5バーディー、ノーボギーの5アンダー「66」と気を吐き、通算6アンダーの38位タイ。

「最終的にいいスコアで上がれてよかったけど、ショットがなかなかうまくいかず悔しかった。オリンピックに出場したと言うことはよかった。たくさん感じたことや学んだことを次のツアーに生かし、またオリンピックの舞台に戻ってきたい。レベルアップしてプレーしたい」と、これを糧にしての飛躍を誓っていた。

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