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- 白佳和が圧巻「60」11アンダーで大阪オープン初代王者に!
今年4月に発足したジュニアゴルフクラブチーム連盟のキックオフイベントとして開催された「大阪オープン2021 WITH U15大阪ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦」。初開催となった今大会で、プロ部門を制したのは白佳和だ。11バーディ・ノーボギーの60という圧巻の内容だった。 ◆国内ゴルフ<八光カップ大阪オープン2021 8月2日 大阪府・太子カントリー俱楽部>
男女トッププロによる混合戦という珍しい形式でスタート
男女プロ混合の18ホールストロークプレー、ジュニアチームの団体戦、そしてアマチュアゴルファーのハンディキャップマッチ。3つの競技を同時に行うというユニークな形式で開催されたのが「大阪オープン2021 WITH U15大阪ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦」。主催したのは、ジュニアゴルフクラブチーム連盟。今年4月に発足した団体だ。設立の主な目的は、中学生にゴルフをする場を提供すること。現在、全国にスナッグゴルフを導入している小学校は約500校、高校ゴルフ部は約400校ある。しかし、その一方、ゴルフ部のある中学校は全国で50校ほどしかなく、中学でゴルフをやめてしまうジュニアが多いそうだ。そんな状況を打破しようと同連盟が設立された。
今大会は、ジュニアゴルフクラブチーム連盟の取り組みに賛同するプロ、アマチュアが集まり、開催されたというわけだ。プロの部に参加したのは、男子ゴルフからは宮里聖志、白佳和、上井邦裕、大堀裕次郎、亀代順哉、女子ゴルフからは濱田茉優、沖せいら、エイミー・コガ、澁澤莉絵留、高木萌衣ら。錚々たるメンバーが大阪府の太子カントリー俱楽部に集結した。
プロの部を制したのは、6月末の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で8位タイに入るなど、「ツアーではここ数試合、予選落ちもなく上り調子」という白佳和だ。11バーディ・ノーボギーの60を叩き出し、優勝賞金100万円を手にした。「ドライバー、アイアン、アプローチ、パターと、すべてが良かった」と振り返る白だが、一方で「取りこぼしたホールもあり、もっと伸ばせたはず」と、貪欲な姿勢も忘れない。賞金シードを失い、2019年のAbemaTVツアー(国内男子下部ツアー)で賞金ランク1位を奪取して這い上がってきた男は、「これから後半戦に向けて、さらに調子を上げていかないといけない」と、気を引き締めた。
「自分のゴルフを磨くだけでなく、ジュニア育成にも力を入れたい」
そんな白には、ジュニア育成を目的にした同大会に特別な思い入れがあるのだという。
「これまでは自分のゴルフを磨くことに集中してきましたが、40歳を過ぎた頃から『若い世代を育てたい』という意識が強くなってきました。ゴルフの裾野を広げたり、ジュニアを育成するには地道な活動の積み重ねが必要です。こういった大会に積極的に参加するなどして、ゴルフ界に貢献していきたい」と力強く語ってくれた。
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