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- 八光カップ 大阪オープン2021出場選手コメント集
大阪府の太子カントリー倶楽部で行われた八光カップ 大阪オープン2021は、白佳和が11アンダーで優勝を飾った。白以外にも多くのツアープロが参加したこの大会は、男女プロが同組になり、ストロークプレーで戦うという珍しい形式で開催されていた。参加したプロ5名のコメントを紹介する。 ◆国内ゴルフ<八光カップ大阪オープン2021 8月2日 大阪府・太子カントリー俱楽部>
出場した男女ツアープロは画期的試合にこんな感想
沖せいら(9アンダー・62・2位タイ)「ここで出た課題を改善してシード権を狙います!」
ショットの調子が良く、セカンドショットは狙い通りのところに打てました。多くのホールで4~5mのバーディチャンスにつけられたのが9バーディー・ノーボギーというゴルフにつながったと思っています。ただ、悔やまれるのが6番ホールのパー5。2オンに成功し、1パット目で1mに寄せましたが、バーディーパットを引っかけて3パットでパーに。私は10番スタートだったので、6番ホールは最後のパー5でした。上がり3ホールでスコアを伸ばせなかったのは、このパットが影響していると反省しています。
今日のラウンドでの良かった点、悪かった点を自分なりに分析し、ツアーに生かしていきます。後半戦の目標はもちろん初優勝! ですが、残り試合で複数回トップ5フィニッシュをすることも大切だと考えています。安定した成績を残し、来季シード権を確定させたいです。
大堀裕次郎(8アンダー・63・4位タイ)「女子プロと戦う貴重な経験ができました」
2018年のオフに足首をケガして以降、思うようにゴルフができない時期が長く続いていましたが、最近はようやく調子が上向いてきました。今日のゴルフでも、それを実感しながらラウンドできました。悪いライから無理やり2オンを狙ってミスをした6番ホール(パー5)以外は、大きなミスもなく、落ち着いていたと思います。8アンダーというスコアは、自分の中でまずまずといったところです。
今回の競技は、女子プロと同組でプレーする珍しい大会。プライベートで女子プロとラウンドすることはあっても、試合で一緒に回る機会は少ないので、貴重な経験ができました。僕は沖せいらプロと同じ組でしたが、彼女のアイアンの距離感は抜群。レギュラーツアーで活躍しているだけありますね。良い刺激を受けました。
濱田茉優(5アンダー・66・17位タイ)「上井プロのスイングリズムが勉強になりました」
女子プロが使用したティからは5830yと短い設定だったので、「攻めのゴルフでどんどんスコアを伸ばしていこう」とスタートしました。結果は5バーディー・ノーボギー。ボギーを打たなかったことには満足していますが、もっとスコアを伸ばしたかったというのが本音です。バーディーパットを決めきれないシーンが何度かあったので、その点は今後の課題にしていきます。今日は上井邦裕プロと同組でプレーさせてもらいました。私が目指しているリズムの良いスイングをしていたので、とても勉強になりました。
この大会は、ジュニア育成を大きな目的として開催されました。私のコーチである井上忠久さんがジュニアを教えていることもあり、「ジュニアのお手本になる選手になりたい」と日頃から考えています。私のプレーを見て、プロを目指したい、プロに憧れると思ってくれる子が一人でも多く現れるよう、頑張っていきたいです。
エイミー・コガ(2アンダー・69・40位タイ)「ジュニアとのふれあいでリフレッシュ」
2名のアマチュアゴルファーと日高裕貴プロと同じ組でプレーさせてもらいました。「毎週トーナメントがあるんだから、ツアーの試合がない週は休みたくならないの?」と言われましたが、男子プロと同組で試合をしたり、トーナメントとは違うセッティングで試合をしたことでリフレッシュができました。ただ、10回くらいあったバーディーパットをことごとく外してしまったのが反省点。タッチを合わせることができないままホールアウトしたイメージです。今日の課題を修正し、後半戦でツアー初優勝を狙っていきたいです。
この試合は、ジュニアの大会も同時に行われていたこともあり、子供たちと触れ合えたこともうれしかったですね。今は無観客試合が多く、子供たちと会うチャンスが少ないので、そういう意味でもリフレッシュになりました。
上井邦裕(1アンダー・70・47位タイ)「普及につながるイベントには今後も参加したい」
太子カントリー俱楽部は、フェアウェイが狭いホールやアンジュレーションのあるグリーンが印象的です。いくつかバーディーが取れるホールがあったのですが、グリーンの感覚をつかみ切れず、スコアを伸ばせないままホールアウトしました。ただ、最近のゴルフの調子は悪くないので、男子ツアーでは積極的に攻めるゴルフでどんどん優勝争いをしていきたいです。今日は、濱田茉優プロと同じ組でプレーさせてもらいました。濱田プロはツアーでの優勝経験はまだないものの、上位でフィニッシュをすることもある実力のある選手。実際に一緒にプレーして、「自分のスタイルを崩さずゴルフをする」という印象を受けました。女子プロと同じ組で試合をする機会はあまりないので、新鮮で楽しかったです。
また、この試合はジュニア育成を大きな目的として、ジュニアの団体戦も同時に行っていました。ゴルフのさらなる普及のために、こういう試合やイベントには今後も積極的に参加していこうと思っています。
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