「五輪は独特な雰囲気がある」日本のエース・畑岡奈紗が力出し切れず9位に

東京五輪の女子ゴルフで、日本代表のエース・畑岡奈紗が通算10アンダーの9位タイで大会を終えた。同じ日本代表の稲見萌寧の銀メダルを祝福しつつも、笑顔のない表情からは悔しさがにじみ出ていた。

◆東京五輪ゴルフ<女子 8月4日~7日 霞ヶ関カンツリー倶楽部 6648ヤード・パー71>

9位に終わった畑岡奈紗「悔しい気持ちでいっぱい」

畑岡奈紗は薬丸龍一氏とのコンビで最終日をプレー 写真:Getty Images

「もっと調子を上げてここに来たかった気持ちはあるけど、それができなかったのが悔しい。4日間、いざ始まってしまったらあっという間に終わってしまいました」

 自分の実力を出し切れないまま、夢にまで見た東京五輪の舞台で表彰台に立つことができなかった。

 今大会、畑岡には少し運がなかったのかもしれない。最終日は、キャディのグレッグ·ジョンストン氏が腰痛を悪化させ起用を断念。変わりに星野陸也のキャディだった薬丸龍一氏が務めたが、そうしたことも精神面に影響を与えていたかもしれない。

 最終日はビッグスコアが必要な状況のなか、7番でボギーが先行し、8番でバーディーを取り返すも、持ち前のショットの切れは鳴りを潜めた。後半は2つバーディーを奪取したが、通算10アンダーの9位タイでホールアウト。メダルに届かず、畑岡の五輪は幕を閉じた。

畑岡奈紗は五輪での悔しさを胸に米ツアーでの活躍を誓う 写真:Getty Images

 試合後は五輪への熱き思いを口にしていた。

「金メダルを目指してやってきたので、悔しい気持ちでいっぱいです。五輪は東京という部分が特別でした。国を代表しているので、もっと良いプレーをしたかったですが、独特な雰囲気があるなと思いました。それに五輪がなければアメリカでプレーしていなかったですし、そこでいろいろな経験をしたので、この舞台に立つことができました。ピークを上手く持ってくるのができなくて悔しいですが、素晴らしい経験をさせていただきました。いろいろな目標があるので、メジャー優勝を目指してがんばりたいです」

 この悔しさをバネに畑岡はさらに強くなるはずだ。主戦場の米ツアーにすべてをぶつける。

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