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- 「もっと練習したい」スイング改造中の石川遼は1打及ばず2位
Sansan KBCオーガスタ最終日、同大会の歴代チャンピオンでもある石川遼は、最終ホールでイーグルを奪取すればプレーオフというところまで追い上げを見せ、大会を盛り上げた。
約1年9か月ぶりの優勝はお預け
18番グリーンを囲むギャラリーの歓声が、ため息に変わった。フックラインに乗ってカップに吸い込まれそうになった石川遼の第3打が、カップにわずかに届かなかった瞬間だ。
最終組のスコット・ビンセント(ジンバブエ)に2打差で迎えた最終ホール。グリーン右手前エッジからの石川の第3打。入ってイーグルならビンセントに追いつくところだが、残念ながらタップインバーディーに終わった。通算16アンダーで後続を待つ。
国内男子ツアー、Sansan KBCオーガスタ最終日、首位のビンセントに2打差の11アンダーでスタートした石川は、通算16アンダーと追い上げてプレーオフを待った。だが、ビンセントは最終18番でのピンチをしのぎ、17アンダーでホールアウト。石川は1打及ばず2位に終わった。期待された、2019年日本シリーズ以来、約1年9か月ぶりの優勝はお預けとなった。
だが、石川は惜敗に悔しさをにじませることもない。今はスイング改造に専念しているからだ。「スイングをつくっている段階。もっと練習したい」と、さらなる飛躍のための助走が続く。
大会連覇と2週連続優勝という快挙を狙った今大会の注目選手、比嘉一貴は、通算10アンダー10位タイに終わった。2年前の前回大会(2020年はコロナ禍で中止)に大会最多アンダーパーの通算26アンダーで優勝したが、その後、コースが大改造されて難易度が一気に上がった。比嘉のスコアが良すぎたためだ、とツアー仲間たちから文句を言われる羽目になった。ツアー初優勝から2年経ち、前週、長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップで2勝目を挙げたばかり。意気込んで臨んだが、力及ばなかった。
以下上位陣は通算15アンダーの3位に42歳の貞方章男、2日目に首位に立った大槻智春は決勝ラウンドに入ってスコアが伸ばせず、通算12アンダー4位タイ。ツアーだけでなくレッスンなどの仕事をしながら、QT1位でツアーに臨んでいる44歳の矢野東、約2か月の海外遠征から戻った金谷拓実も同じく4位タイで大会を終えている。
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