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- メジャー初Vも通過点!?稲見萌寧が目指す「私は完璧主義者。圧倒的に強い選手」の定義とは?
日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の最終日に稲見萌寧が8バーディー、ボギーなしの64と爆発し、通算19アンダーで逆転優勝した。メジャー初優勝、2020-21年シーズン8勝目でツアー通算9勝目。賞金ランクでも小祝さくらを抜いてトップに立った。
稲見が「女子プロゴルファー日本一」という称号の先に見据えるものとは
圧巻のゴルフはもはや“敵なし”と言っていいかもしれない。プロゴルファー日本一を決めるメジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」を制覇したのは、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧だった。
1打差2位からの最終日最終組。1番のバーディーで首位に並び、4番は8メートル、6番で2.5メートルのバーディーパットを入れた。9番パー5ではピンまで20ヤードの3打目を70センチにつけて楽々バーディー。後半も4つバーディーを奪って、この日8バーディー、ノーボギーと完璧なゴルフを見せつけ通算19アンダーで逆転優勝した。
メジャー初優勝で、72ホールの通算19アンダーは大会新記録。しかも今季の獲得賞金は2015年のイ・ボミ以来、2人目となる2億円を突破した。賞金ランキングも小祝さくらを抜いて1位に躍り出た。
「目標としていたメジャー達成ができてすごくうれしいです」と喜びを爆発させたが、今後のことについては意外と冷静だった。
「圧倒的だったという感覚はありません。それに賞金ランキングは最終的な結果なので、そこまで気にしているわけではありませんが、自分の目標を一つずつクリアしていくことと、二桁優勝(通算)が目標。それに向けてこれから頑張っていきたいです」
メジャーで勝てたことが自信になったのは間違いないが、稲見が目指すところはもっと先にある。目指すのは“圧倒的に強い選手”になること。
「私は全然、まだまだですね。(今大会も)接戦というのは感じています。本当に最後の方までわからない状況だったので、自分の中でうまくゴルフができたりして、勝ててはいますけれど。“圧倒的”というのは誰もが勝てないくらいの実力をつけることですが、それは正直、不可能に近い夢ですね。何勝とかのレベルではなく、何やっても60 台しか出ないとかです。“完璧主義者”なので、すべてが完璧にできるように頑張りたいです」
誰よりもゴルフに飢え、常に貪欲な稲見。目先の勝利にとらわれず、ただゴルフがうまくなりたいとの一心で努力を続けた結果が、目標のメジャー初制覇につながった。
東京五輪銀メダル獲得の快挙に続いて、女子プロゴルファー日本一の称号も手に入れた稲見。次はどのような結果で驚かせてくれるのか楽しみだ。
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