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- ZOZOチャンピオンシップも日本に帰ってくる! 米PGAツアー新シーズンが開幕
世界のトッププロがしのぎを削る米PGAツアーの新シーズンが今週のフォーティネット・チャンピオンシップから開幕。世界最高峰の舞台だけあって、賞金総額も桁違いです。
ZOZOに観客を入れるかどうかは未定
マスターズチャンピオン松山英樹をはじめ、世界のトッププロが集う米PGAツアーの新しいシーズンが今週から始まります。
日本のゴルフファンにとって朗報となるのは、10月21日からの第3回ZOZOチャンピオンシップが、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブに戻ってくることが正式に発表されたことです。
昨年の同大会はコロナ禍の影響で米国本土での開催となりましたが、この9月に入り、PGAツアーコミッショナーが習志野での開催を示唆。それが14日になって正式に発表されました。タイガー・ウッズがレジェンド、サム・スニードに並ぶツアー通算82勝目を飾った2019年の第1回の興奮がよみがえります。
観客の有無についてはまだ明らかになっていませんが、新型コロナウイルスの感染状況次第になるでしょう。日本で見られる唯一のPGAツアーイベント。今から楽しみです。
2020-21シーズンは、先々週に行われた最終戦、ツアー選手権で幕を下ろしました。ポイント制のフェデックスカップ・スタンディングスによる年間王者は、パトリック・キャントレー。松山は、同スタンディングス26位でした。
年間王者には16億円以上のビッグボーナス
息つく暇もなく、すぐに16日からのフォーティネット・チャンピオンシップ(カリフォルニア州・シルバラードリゾート&スパ・ノースC)で21-22シーズンが開幕。来年8月末のツアーチャンピオンシップ(25~28日、ジョージア州・イーストレイクGC)まで49試合が予定されています。
カレンダーだけ見るとオフシーズンはないに等しいですが、選手たちは自分でうまくスケジュールを組んで休んだり、試合に出るという形をとっています。
「レギュラーシーズン」といわれる8月のウィンダム選手権(8月4~7日、ノースカロライナ州・セッジフィールドCC)までのフェデックスカップ・スタンディングス125位までが翌シーズンの出場権を獲得(いわゆるシード権)。126位から150位までの選手は状況次第で出場できる権利、いわゆる準シードを得ます。また、126位から200位までの選手は、下部のコーンフェリーツアーの上位75人とともに入れ替え戦3試合を戦って、上位25人までに入ればフルシードを得ることもできます。
日本の小平智選手は今年、この入れ替え戦に挑みましたが、残念ながら25位以内に入ることはできず、新しいシーズンには準シードとして臨むことになります。
レギュラーシーズンを終えてフェデックスカップ・スタンディングス70位以内に入ると、プレーオフシリーズの最初の2試合に出場することができます。この結果によって、最終戦であるツアー選手権の舞台に出られるのはわずかに30人だけ。松山選手は、このエリートフィールドに入っていたということです。
1996年9月にスーパースター、タイガー・ウッズ選手がデビューして以来、米ツアーは賞金額をどんどん増やしてきました。新シーズンで賞金総額が発表されているのは最初の9試合だけですが、その合計だけでも6910万ドル(約76億円)。1試合平均で約8億4000万円になる計算です。
プレーオフ3試合はさらにけた外れの賞金で、その総額は6500万ドル(約72億円)という破格のボーナスステージ。出場選手も少なく、1人の選手の賞金の取り分はケタが違ってきます。そこで年間王者になれば、1500万ドル(約16億5000万円)ものボーナスが出る破格の世界なのです。ちなみに松山選手の20-21シーズンの獲得賞金は496万3594ドル。獲得賞金額がツアー18位でこれですから、その規模の大きさを想像していただけるのではないでしょうか。
年内はシーズン序盤戦ともいえるPGAツアーですが、日本開催のZOZOを始め、ファンには目の離せない試合が続きます。ZOZOや松山選手の活躍など、入りやすいところから興味を持って見始めれば、1年間楽しみが続くに違いありません。
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