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- パナソニックオープンが2年ぶりに開催 今年は京都の名門・城陽CC
昨年は新型コロナ禍のため中止を余儀なくされたパナソニックオープン。今年は京都府の城陽カントリー倶楽部を舞台に無事開催にこぎつけた。2019年大会優勝の武藤俊憲がディフェンディングチャンピオンとして2年ぶりの大会に臨む。
各地の名門を回るサーキット形式の大会
古都・京都の城陽カントリー倶楽部を舞台に、パナソニックオープンが開催される。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止を余儀なくされた同大会だが、今年は無事開催にこぎつけた。2019年大会優勝の武藤俊憲がディフェンディングチャンピオンとして2年ぶりの大会に臨む。
08年にアジアパシフィック パナソニックオープンとして第1回大会が行われた。13年まではそのままの形で続いていたが、諸事情により13年を最後に一度は中断。当初はパナソニックと日本ゴルフ協会、アジア太平洋ゴルフ連盟との共催だったが、それを意味する「アジアパシフィック」のタイトルはダイヤモンドカップが引き継ぐことになった。
大会が復活したのは16年4月のこと。名称もパナソニックオープンとなり、千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉県)で行われた再開して最初の第7回大会王者は池田勇太だった。
続く第8回大会も同じ舞台で行われ、久保谷健一と宮本勝昌がプレーオフの激戦。久保谷に軍配が上がった。
茨木カンツリー倶楽部・西コース(大阪府)に舞台を移した2018年の第9回大会も激戦だった。アジアの選手が上位を占める中で頂点に立ったのは、インドのラヒル・ガンジー。39歳でのうれしい日本ツアー初優勝だった。その他にも10位タイ以内に外国人選手が8人というという結果は、アジアンツアーとの共同主管の大会ならではだった。
記念すべき第10回大会は19年。舞台は東広野ゴルフ倶楽部(兵庫県)で、開催時期も4月から9月に変わった。優勝した武藤俊憲は、今平周吾に4打差、石川遼に5打差の圧勝で、ベテランの底力を見せている。
単独4位には、タイのジャズ・ジェーンワタナノンド。大会主催のパナソニックは、タイやインド、インドネシアやマレーシアなどアジアでのゴルフの普及に力を注いでいた。パナソニック・スイングと名付けた5試合を対象に、ポイント1位の選手を表彰。その最終戦がこの大会だった。ジャズは、今大会の好成績が影響して逆転で表彰された。手にしたのは賞金7万ドルと、19-20年の欧州ツアー出場権。世界への飛躍の足掛かりとしている。
今年は秋の京都で開催されるパナソニックオープン。11回目の大会で刻まれる新たな歴史の証人として、大会をじっくり楽しみたい。
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