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- 「参考にしなくてもいい(笑)」 宮里藍はヤーデージブックを使わないでプレーしていた!?
ゴルフのジュニア大会「宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY」が9月19日から2日間、若木ゴルフ倶楽部(佐賀県)で開催された。宮里藍さんが2019年に立ち上げた同大会は今年で3回目となり、レッスン会も行われた。
「私はプロ2年目でヤーデージブックを持つのをやめました」
◆<宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY 9月19~20日、若木ゴルフ倶楽部(佐賀県) 6145ヤード・パー72>
宮里藍さんのこの発言に聞いていたジュニアゴルファーもかなり驚いていたと思う。すかさず「これは参考にしなくていいと思います(笑)」と笑っていた。

元世界ランキング1位で2017年に現役を引退した宮里さん。彼女が公の場所に姿を現したのは、ゴルフのジュニア大会「宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY」(9月19~20日、若木ゴルフ倶楽部)だった。
「ジュニアゴルファーを支援したい」との思いから19年に立ち上げた同大会は今年で3回目を迎えた。昨年はコロナ禍でオンラインイベントのみの開催となったが、3回目の今年は中学1年から高校2年までの女子29人が参加し、2日間熱戦を繰り広げた。
優勝は通算6アンダーの荒木優奈選手(宮崎・日章学園高1年)で、上位5人が22年「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の主催者選考会出場権を手に入れた。
冒頭の発言はラウンド後にジュニア選手たちの前で行ったレッスン会でのこと。
宮里さん自身が米ツアー参戦時に学び始めたメンタルメソッド「VISION54」の座学を一通り終え、質疑応答に入った。
ある選手から「指定練習日や試合でコースメモに何を書いていますか」と質問が飛んだ。すると宮里さんはこう答えた。
「私は感覚でプレーするタイプだったので、情報は最低限しか入れていませんでした。ここ入れちゃいけないラフとか、ここは右フェアウェイからのほうが攻めやすいなとか、そういった情報以外はたくさん書き込んでも最後まで使わないことのほうが多かったです。自分に必要な情報だけ書き込んでいました」
すると少し考えたあと、「もっと言うと、これは参考にしなくていいと思いますが、プロになって2年目でヤーデージブックを持つのをやめました(笑)」と話したのだ。
「私はコースを見たそのときの状況をすごく大事にしていました。プロなりたてのころは、ヤーデージブックのメモにグリーン上の傾斜もたくさん書いていました。例えば右から左に切れるって書いているけれど、あまり切れそうに見えなかったり、自分のなかで迷いにつながることも多かったんです。自分に必要な情報だけを書き込むのが重要なんだなというのが分かってからは少なめに書くか、最終的には持たないという判断になりました。他の人がたくさん書いているからこれも書いておこうというのではなく、必要な情報だけを書き込むのが一番いいと思います」

それから引退するまでは一度もヤーデージブックを持っていなかったという。プレー中の“感覚”を大事にしてきた彼女らしいエピソードでもあるが、メモばかりに気を取られないようにコースをよく観察し、自分で思考してプレーする大切さを伝えていた。
今冬に第一子を出産予定の宮里さん。ジュニアゴルファー育成に情熱を注ぐ今後の活動に注目していきたい。
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