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- 崖っぷちは誰?国内女子ツアーは今週 運命の“リシャッフル”
今年の国内女子ツアーは2020年と21年を一つのシーズンに統合して開催されているが、今週開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で出場資格を見直す“リシャッフル”が行われる。10月から試合に出場できないシード選手も出てきそうな気配だ。
成田美寿々や松田鈴英など、人気選手も多数ボーダーライン上にいる
今年の国内女子ツアーは2020年と21年を一つのシーズンとして開催しているが、今週開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で“リシャッフル”が行われる。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、シード選手に保障される「権利保障対象競技」(出場資格が制限される日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)が34試合以上になって、最初に迎える指定競技のあとに“リシャッフル”を行うと発表していた。それが今週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」にあたる。
ちなみに“リシャッフル”とは賞金ランキングの順位によって、すべての選手の出場資格を入れ替えるもの。つまり、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン終了時点の結果によって、10月のスタンレーレディスから試合に出られないシード選手も出てくるということだ。
では、賞金ランキング何位までの選手が、スタンレーレディス以降の全試合に出場できるのか。
秋から冬にかけて開催されるトーナメントは、日が落ちるのが早いため出場人数が減る。そうなると賞金ランキング80位あたりに入っておくのが一つの指標になるという。
「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」終了時点の賞金ランキング80位前後にいる今季のシード選手の顔ぶれを見てみると、福田真未(72位)、キム・ハヌル(78位)、イ・ボミ(82位)、脇元華(87位)、黄アルム(88位)、篠原まりあ(90位)、松田鈴英(94位)、エイミー・コガ(99位)、成田美寿々(104位)、大城さつき(107位)、S・ランクン(146位)と、多くの有名選手が苦戦を強いられている状況だ(96位の大西葵は今年5月から産休制度でツアー休養中)。
ちなみに、リシャッフル後に出場資格を喪失してもキム・ハヌルには2試合、イ・ボミには6試合が保障されているという。これはコロナ禍で日本政府の入国制限により、資格があっても大会に出場できなかった選手に対して保障制度が適用されたもの。とはいえ安心できる状況でもないだろう。
いずれにしても、今季賞金ランキング下位に甘んじるシード選手にとっては、今週が大事な試合に変わりはない。特に19年賞金ランキング17位の成田美寿々、同32位の松田鈴英の不振が気になるところ。
一発逆転で崖っぷちからはい上がるか、もしくは来季ツアー出場を賭けたQT参戦の道を歩むことになるのか。今週の“リシャッフル”争いから目が離せない。
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