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- 世界アマランク1位の中島啓太 連続ボギーのスタートから立て直し3アンダーでフィニッシュ【パナソニックオープン初日情報】
2年ぶりに開催されたパナソニックオープン初日、世界アマチュアランキング1位の中島啓太は出だし2ホールを連続ボギーでスタートしたが、その後巻き返し、3アンダーでフィニッシュ。24位タイで初日を終えた。
全米アマ予選落ちで味わった悔しさと世界1位の重さ
◆国内男子プロゴルフ<パナソニックオープン 9月23~26日 城陽カントリー倶楽部(京都府) 6967ヤード・パー72>
「自信と自覚が足りなかった事を全米アマで感じたので、これからはそれを意識してやりたいです」と、ホールアウト後、謙虚に語ったアマチュアの中島啓太。

現在、日体大の3年生だが、昨年11月に世界アマチュアランキング1位となり、今年の8月には金谷拓実以来、日本人としては2人目となるマコーマックメダルを受賞した。同賞は世界アマランク1位の選手に与えられるもので、来年の全米オープン、全英オープンの出場権も与えられる。中島にしてみれば、大きな目標をまた一つ達成したところだろう。
しかし、世界一の称号を引っ提げて出場した今年の全米アマでは、カットラインに9打及ばない予選落ちという辛酸を舐める結果に。心のどこかに油断があったのかもしれないが、単に悔しい思いをしたわけではない。しっかりと、同組で回った2、3位の選手から参考になる部分を自分なりに吸収したという。
全米アマでの反省は、パナソニックオープン初日に早速プラスとなって表れる。スタートの1番パー5、2番パー4でいきなり連続ボギーをたたいても、ズルズルとスコアを落とさなかったことだ。
それどころか、3番以降の16ホールでは、5バーディ・ノーボギーで回り、通算3アンダーにまでスコアを伸ばしたのだ。「そこは成長した部分だと思います。しっかりコースマネジメントができたのがよかったですね」と笑顔を見せた中島。
初日は24位タイスタートだが、2日目以降にスコアを伸ばしそうな余韻をしっかりと残した。
12~16番までの5ホールでどれだけ伸ばすかがポイント
昨年よりも体がひと回り大きくなったように見える中島だが、トーナメント期間中でもトレーニングは欠かさないという。今大会を開催する城陽カントリー倶楽部はアップダウンが激しく、選手にとって体力的にもきつさを感じさせるが、中島がラウンド後に疲れを感じることはない。
また、飛距離が出るからといって無理な攻めをせず、自分のコンディションと相談しながらゲームプランを立てている。その中島がキーポイントに挙げているのが、インコースの12番パー5から16番パー5までの5ホールだ。
13、14、15番のパー4は比較的距離が短く、12番も500ヤードを切っている。「自分の中ではスコアを伸ばしやすいホールなので、そこまでしっかり耐えて、ここでスコアを伸ばせるようにしたいなと思います」と中島。その思惑どおり、この日はこの5ホールで4つのバーディを奪って見せた。
今大会前には、たくさんの人から「優勝目指して頑張れ」という声援を受けたという中島。昨年の三井住友VISA太平洋マスターズでは3位に入り、ダンロップフェニクスでは8位タイに入った。さらに今年の東建ホームメイトカップでは2位とトーナメントでも十分に優勝できる実力は備わっている。
「3日目、最終日でもスコアを伸ばせる力がついてきたことは今後に向けていい部分だと思いますし、ボギーが先行しても崩れないところは成長していると思います」ということばには自信さえもうかがえる。
飛距離やアイアンショットの正確性、ショートゲームのうまさなど、オールラウンドプレーヤーとして穴のないゴルフを見せる中島だが、その視線はあくまでも世界で戦うことにある。
その意味では全米アマで悔しさを味わったことはいい経験だったといえる。そのことをどれだけ証明できるのか、2日目からの巻き返しに注目だ。
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