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- 同郷の手嶋多一と小田孔明が同組で相乗効果!? ベテランのしぶとさで難コースの攻略目指す!【パナソニックオープン初日情報】
パナソニックオープン初日、ベテランの小田孔明が5バーディ、ノーボギーの67をマークして4位タイにつけた。同組で回った手嶋多一も前週の日本シニアオープンを制した勢いで2アンダーフィニッシュ。気心の知れた者同士で2日目以降もスコアを一気に伸ばすことを狙う。
若い選手と回ると余計な力が入り、ショットを曲げてしまうことが多い
◆国内男子プロゴルフ<パナソニックオープン 9月23~26日 城陽カントリー倶楽部(京都府) 6967ヤード・パー72>
長かった20-21年シーズンも今大会を含めて残り10試合となった。選手にはそれぞれの思惑があり、より一層の集中力が要求される。独特な緊張感が漂う状況の中、気心の知れた者同士でラウンドすると少しはリラックスできるのかもしれない。この日、同組でラウンドした手嶋多一と小田孔明がいい例だ。

「手嶋さんとは日本プロなど同組で回りしましたが、一緒に回るといい感じですね。最近は若い人と回ることが多く、つい力が入って曲げてしまいますから」と、久しぶりに自分よりも年上とのラウンドでリキまずに済んだという小田。
手嶋と小田は同じ福岡県田川市出身で、小田が小学校1年生のときに手嶋の父親が営む練習場へ行ったのがゴルフは始めたきっかけとなった。“九州の怪童”と呼ばれた手嶋は小田にとって目標であり、ジュニア時代からその背中を追いかけてきた存在だという。
通算勝利数も8勝と同じ二人は、同組でラウンドすると気合いが入る。それがスコアに表れたのか、小田はこの日、5バーディ・ノーボギーの67でホールアウト。首位と2打差の4位タイという好位置でスタートした。
今シーズンは関西オープンで7位タイ、アジアパシフィックダイヤモンドカップで4位タイに入っている小田だが、直近6試合では予選落ちが3回、最高位が43位タイと今一つ奮わなかった。
賞金ランキングは32位とシードの心配はないが、「そろそろエンジンをかけていかないと日本シリーズに間に合わなくなってしまいますからね」と、例年30人が出場枠となる同大会だけに、出場できるかどうかが気になるところ。今大会で少しでも順位を上げておきたいのは間違いない。
グリーンオーバーと思われたアプローチがピンを直撃してカップイン!
一方、手嶋にも今大会で上位に行きたい理由はある。先週の日本シニアオープンで2位以下に8打差をつけて優勝。史上4人目となる日本オープン、日本シニアオープンの覇者となり、シニアツアーのシード権も確定させた。

しかし、レギュラーツアーでは賞金ランキング84位と苦しんでいる。
「ゴルフ自体は悪くないんですけど、今のところ7試合連続予選落ちなんですよね…」と、シード獲得に赤信号が灯っている。20-21年シーズンは生涯獲得賞金25位以内の資格で出ているものの、賞金シードを取れなければ来年以降はシニアツアーに専念せざるを得ない。
「やっぱりレギュラーツアーにかじりつきたいです」と、今年の10月で53歳を迎えるベテランはしぶとさをアピール。
その気持ちがプレーに表れたのが、16番パー5の3打目だ。フェアウェイから3番ウッドで打った2打目がグリーン左のラフへつかまる。ピンまで40ヤードあるが、数本の木に邪魔されて、ボールを上げることができない状況だ。
本来ならサンドウェッジで寄せたいところだったが、高く打ち出すと枝に当たるため、アプローチウェッジを選択。低く打ち出したボールは勢いよくグリーンに向かって飛んでいく。グリーンに落ちてからもスピードは緩まず。そのままグリーンを出ていくのかと思いきや、なんとピンを直撃した後、カップの中へとボールが消えていった。
思わず「ラッキー!」と胸をなで下ろした手嶋。この日は1イーグル、2バーディ、1ダブルボギーの70と、16番のイーグルがなければアンダーパーをマークできなかっただけに大きな1打だったといえる。
「連戦が続きますが、体のどこも痛くないので幸せですよね。先週シニアで結果が出たので、いい流れをレギュラーにつなげられればと思います」と、初日の35位タイから一つでも順位を上げていくつもりだ。
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