城陽CCでアルバイト経験あり!伏兵・芦原宗臣が虎視眈々と上位を狙う!【パナソニックオープン2日目情報】

パナソニックオープン2日目、スコアの伸ばし合いとなったが、今季3戦目となる芦原宗臣が通算8アンダーまでスコアを伸ばし、首位と3打差の6位タイの好位置につけた。芦原は日本プロで2日目首位タイから最終的に58位タイに終わったが、そのリベンジを果たすつもりだ。

首位に立った日本プロでは攻め方が中途半端になった

◆国内男子プロゴルフ<パナソニックオープン 9月23~26日 城陽カントリー倶楽部(京都府) 6967ヤード・パー72>

 プロ6年目、26歳の芦沢宗臣(あしざわ・ひろたか)が5バーディ、ノーボギーの67で回り、通算8アンダーでフィニッシュ。首位と3打差の6位タイで予選通過を果たした。

バイト経験のあるコースで上位進出を狙う芦沢宗臣 写真:JGTO Images

 芦沢といってもピンとこない人も多いかもしれない。実は今大会がツアー10試合目の出場で、予選通過はわずかに3試合となる。ただ、今年の日本プロでは2日目を終えてトップに並び、3日目を最終組でラウンドしていた選手といえば、思い出す人もいるのではないか。

 日本プロで2日目を終えたときには、「今平(周吾)さんとかテレビで見ている人の中に自分がいるのもどうかと思いますが、優勝争いできるように頑張ります」と初々しく語っていたが、緊張感からか2日目までのゴルフができず、3日目に77を叩いて44位タイに急降下。

 最終日も76とスコアを落とし、最終的に58位タイに終わった。「ピン位置が難しく、スイング自体もあまりよくないのに、中途半端に攻めていったのが失敗でした」と振り返る。

 もちろん、そのときの反省を今回は生かすつもりだ。「実際にできるかどうかは分かりませんが、明日以降も今日までと攻め方を変えずにいきたいですね」と同じ失敗をしないように気を引き締め直す。

 身長182センチ、体重85キロと体格に恵まれているが、芦沢自身は決して飛ばし屋ではないという。あくまでもアイアンショットでピンを狙うショットメーカーだというのだ。

 確かにこの日奪った5つのバーディのうち4つがパー5でのものだが、2オンしたホールは1つもなく、すべて3オン1パットでのバーディだ。2打目を確実にフェアウェイに置き、3打目でピンそばに寄せるマネジメントが功を奏した。

今年のテストに受かった新人女子プロを帯同キャディに起用

 スコアの伸ばし合いになってはいるが、今大会の開催コースである城陽カントリー倶楽部に対して、どの選手も難しいと口をそろえる。

 フェアウェイがタイトで両サイドにはOBが待ち受けているホールが多いからだ。しかもアップダウンが激しく、ティショットでフェアウェイをキープするのも容易ではない。しかし、芦原はそれほど難しいとは感じないという。

 自宅が城陽CCから車で15分のところにあり、大学4年間は同コースでキャディのアルバイトをしていたからだ。しかも、現在所属する田辺カントリー倶楽部とタイプ的に似ているとのこと。日本プロを開催した日光カンツリー倶楽部は栃木県のコースだったため、十分な練習ラウンドはできなかったが、今回はホームコースに近いといえるだけにアウェー感は全くない。

 さらに、芦沢には今回心強い味方もいる。キャディを務めている松本珠利だ。今年の6月に開催された最終女子プロテストを2位で通過した新人プロで、同じ田辺CCに所属しており、プロテスト合格前から一緒に練習しているという。

「今週は試合がないというし、キャディを頼んでみました。楽しくプレーできていますし、明日からも1打1打を相談しながらやっていきたいですね」と、後輩プロに全幅の信頼を寄せる。

 今シーズンの獲得賞金は68万2000円で賞金ランキング161位につけている芦沢。私生活では19年12月に結婚し、夫人ともうすぐ1歳となる愛息との3人家族だという。自宅で応援してくれている家族のためにも、今大会では少しでも多く賞金を稼ぎたいところ。日本プロの反省を生かすことができれば、リベンジのチャンスは十分あるはずだ。

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